熱気球が高圧線に衝突！６名が65メートルの高所で数時間吊り下げられる

twitter/Andreas Wegener

ドイツで高圧電線の鉄塔に熱気球が衝突するという事件が起こった。電線には38万ボルトという高電圧が流れていたが、幸いにも乗員していた６名は無事に救助された。

熱気球が鉄塔に衝突

事件が起こったのは９月30日（日）、ドイツ西部のBottrop市郊外での出来事だという。

飛行中の熱気球が鉄塔に衝突したのだ。

６名が乗っていたバスケットは鉄塔に絡まり、約65メートルという高さで吊り下げられてしまった。

#alptraum
ich hoffe, alles schaffen es da raus #bottrop #heißluftballon #crash #essen #a42 #therapeutenamlimit pic.twitter.com/3sctSWEsyv

— Kathrin (@Kathrin40830349) September 30, 2018

乗員が数時間吊り下げられる

救急隊員が救助に向かった際、乗員たちはメガホンで叫び助けを求めていたという。

当時電線には38万ボルトもの高電圧が流れていたが、幸いにもバスケット部分は電線と接触しなかった為、人々は感電を免れたそうだ。

その後、救助活動の為電流は切られたものの、バスケットが落下しないよう細心の注意を払っての救助は困難を極めた。

乗員はロープに捕まり一人ずつ降ろされた。救助活動は5時間以上に及んだという。その間乗員は救急隊員と携帯電話で連絡を取り合っていたそうだ。

#Bottrop +++ Höhenretter der Feuerwehr haben den Korb jetzt erreicht, sprechen mit den Verunglückten. Alle sechs Insassen sind unverletzt, so die Feuerwehr. pic.twitter.com/rpUlcv7pZi

— Andreas Wegener (@Andreas_Wegener) September 30, 2018

#Bottrop +++ Glückliches Ende eines ganz besonderen Abenteuers: Mit einem Feuerwehrmann geht es an einem Seil 75 Meter abwärts – dann hat diese junge Frau wieder festen Boden unter den Füßen. pic.twitter.com/DyTORnL6J3

— Andreas Wegener (@Andreas_Wegener) September 30, 2018