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密漁により多くの鹿を殺した男、獄中で『バンビ』を見るようにとの異例の判決を下される

密漁により多くの鹿を殺した男、獄中で『バンビ』を見るようにとの異例の判決を下される
Disney.jp

米国で密漁により多くの鹿を殺した男が、ディズニー映画『バンビ』を見なければならないとの異例の判決を下されていたことがわかった。

 

3年以上にわたり数百もの鹿を殺害

 

密漁により多くの鹿を殺したとして罪に問われているのは、米国ミズーリ州のDavid Berry Jr容疑者(29)。

 

Berry容疑者は自らの兄弟や父親を含むグループで密漁を行い、少なくとも3年以上にわたって数百頭もの鹿を殺したという。

 

同容疑者は密漁の際、夜間に使用することで一時的に鹿の目を見えなくさせる光を用いるなど、違法な武器の使用や、車両による鹿の追跡、さらには狩猟が禁止されている時期に猟を行うなど、ミズーリ州で定められている複数の法を犯したとされている。

 

これらの罪により、Berry容疑者はミズーリ州ローレンス群の刑務所における禁固1年の判決が下されている。

 

また今回の事案は、ミズーリ州においては史上最大規模の密漁とのことだ。

 

殺害後は頭部のみを切断し残りは放置

 

Berry容疑者らによる鹿の殺害はその手口が残酷であるのみならず、殺した後も惨いものだ。

 

容疑者らは鹿を殺した後、頭部のみを切断し、残りの部分はその場に放置するなどしていたという。

 

またミズーリ州ローレンス群の検察官Don Trotter氏によると、容疑者は友人らに1200頭もの数に及ぶ鹿を殺害したとして自慢していた。

 

これに対し捜査当局は、目撃者からの情報や容疑者自らが撮影した写真、さらには容疑者が収集していた鹿の頭部や角などから、どれほどの数の鹿が殺されたのか特定するため捜査を進めてきた。

 

しかし容疑者が吹聴する1200頭という数のうち、ごく僅かな数についてしか殺害の証拠を得ることが出来なかったという。

 

収監中に『バンビ』を鑑賞するようにとの判決

 

一方、密漁により惨い手口で鹿を殺害してきたBerry容疑者には、ある異例の判決も下されている。

 

それは収監中に映画『バンビ』を見るということ。

 

映画『バンビ』といえばディズニー映画の古典として知られるが、主人公の鹿バンビの母親は人間のハンターによって殺されていた。

 

これについてローレンス群の裁判官Robert E. Greene氏が述べたところによると、Berry容疑者は収監中の今月23日までに一度『バンビ』を鑑賞しなければならず、さらにその後も少なくとも月に一度は獄中で『バンビ』を見なければいけないとのことだ。

 

異例の判決には弁護士らも困惑

 

この異例の判決に対して、Berry容疑者の弁護士Stacie Bilyeu氏は、“珍妙”であるとコメント。

 

さらにミズーリ州の自然保護当局のRandy Doman氏も、Berry容疑者とそのグループについては狩猟に関する法を完全に無視しており、鹿の殺害に“中毒”となっていると指摘しつつも、映画鑑賞を行うことを指示する判決などはこれまで見たことがない、などとしている。

 

ローレンス群の検察官Don Trotter氏によると、Berry容疑者の『バンビ』鑑賞は弁護士らとの面会のための部屋で行われるとのことで、同氏は「我々は複数の“バンビ”のコピーを(刑務所に)持っていく」としている。

 

 

密漁により多くの鹿を殺害し、禁固刑と『バンビ』鑑賞の刑を言い渡された容疑者。奪われてしまった多くの鹿の命は帰ってこないが、容疑者には『バンビ』を鑑賞することで犯した罪を猛省してもらいたいところだ。(了)

 

 

出典:NBCNews.com:Deer poacher sentenced to watch ‘Bambi’ every month during a year in Missouri jail(12/17)

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