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インドの空港で荷物からヒョウの赤ちゃんが!密輸の疑いで乗客の男を逮捕

インドの空港で荷物からヒョウの赤ちゃんが!密輸の疑いで乗客の男を逮捕
Twitter/Animal Watch

インドの空港で、タイから到着した男の荷物を検査したところ、バッグの中から生後1カ月のヒョウの赤ちゃんが見つかった。

 

組織的な密輸の犯行の疑いもあるとして、現在調査が進められている。

 

乗客の荷物から生き物の鳴き声が

 

今月2日、バンコクからインドのチェンナイに到着したタイ国際航空337便。

 

この飛行機に搭乗していた1人の乗客の「挙動不審」な行動が、空港職員の目に留まった。荷物を受け取るターンテーブルから自身のバッグを取ると、足早に空港ターミナルを立ち去ろうとしていたのだという。

 

職員が近寄り男を注視していると、バッグから生き物の鳴き声が聞こえてきたのだそうだ。

 

怪しいと感じた職員は男を別室へ連れていき、手荷物を検査することにした。

 

密輸されたヒョウの赤ちゃんを発見

 

職員からの質問に答えを濁す男、そこで男のキャリーケースの中身を確認したところ、バスケットが発見された。

 

そのバスケットの中には、小さなヒョウの赤ちゃんが入っていたのだという。

 

 

ヒョウの赤ちゃんは、「ショック状態で声を震わせて鳴き、みるからに弱っていた」そうだ。

 

税関職員は栄養補給のため、ミルクを哺乳瓶に入れ、ヒョウの赤ちゃんに与えたという。

 

 

国際密輸組織との関連も指摘される

 

野生生物保護法により野生動物の輸入は禁止されている。

 

診察した獣医によると、この赤ちゃんは生後1カ月のメスで、体重はわずか約1kgだったが、健康状態は良好とのことだ。

 

今後、チェンナイ市内の動物園に引き取られ、そこでリハビリが行われるという。

 

一方、タイからヒョウを持ち込もうとした45歳の男(国籍は明らかにされていない)は逮捕され、入手先について捜査が進められている。

 

タイからの野生動物の密輸はこれが初めてではないとして、Tamil Nadu森林局は、国際密輸組織との関連についても調査をしているという。(了)

 

 

出典元:The New Indian Express:Customs officials foil bid to smuggle leopard cub at Chennai Airport (2/2)

出典元:ABC:Mewling leopard cub found in passenger’s bag at Indian airport (2/3)

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