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米国で家族を銃撃犯から守ったラブラドール、負った傷により亡くなる

米国で家族を銃撃犯から守ったラブラドール、負った傷により亡くなる
Gofundme / Laura Martinez

米国で銃撃犯に果敢に立ち向かい、飼い主らを守った犬が亡くなるという、悲しいニュースが飛び込んできた。

 

事件の発端は容疑者による盗難

 

銃撃犯に立ち向かうも、その傷が元で亡くなったのはラブラドール犬のZero。事件の現場となったのは、米国テキサス州東部のヒューストン近郊、Laura Martinezさんの自宅だ。

 

事の発端となったのは、銃撃を行った犯人であるJavian Castenada容疑者(16)による盗難だとされている。

 

事件発生の前日となった今月23日、目が覚めたMartinezさんは300ドル(約3万3000円)が入った息子の財布や宝石、その他諸々の持ち物が無くなっているのに気付いたという。

 

しかしその後、Martinezさんは子供たちにとっての友人で近所に住むCastenada容疑者が、写真共有アプリの「Snapchat」に、無くなった所持品の一つである帽子を被った姿で映像を投稿しているのを発見。

 

それを見たMartinezさんはCastenada容疑者の両親と話をするため、容疑者の自宅を訪れるも不在。連絡を寄こすようにとのメモを残し、自宅へと引き換えしたという。

 

容疑者本人が銃を持って現れる最悪の事態に

 

ところがこの後、事態は最悪の展開を迎える。

 

盗難発生の翌日の24日、容疑者の両親ではなくCastenada容疑者本人が、銃を持ってMartinezさんの自宅に現れたのだ。

 

この時、自宅の車庫で娘の誕生日パーティーのための料理を行っていたというMartinezさんは、Castenada容疑者にその場を去るよう求めたという。

 

けれども自宅から出ていくように繰り返すMartinezさんに対し、Castenada容疑者は顔を殴るといった暴行を始める。

 

これを見かねたMartinezさんの息子が応戦したところ、Castenada容疑者が銃を放ち始めたという。

 

危機的状況で果敢に立ち向かったZero

 

しかし娘や息子が集う場で銃撃が始まるという危機的な状況から、Martinezさんら家族を救ったのは、なんと飼い犬のZeroだった。

 

銃を放ち始めたCastenada容疑者に対し、Zeroは自らの危険も顧みず果敢に飛び掛かり、噛みつく。

 

これに対して容疑者は銃を放ち、弾丸がZeroに命中。

 

Zeroは一度倒れるも諦めず、再びCastenada容疑者へと立ち向かい、結果的に何度も撃たれてしまう。

 

その後、Castenada容疑者は現場から逃走。

 

Zeroは動物病院へと搬送されるも回復の見込みがなく、後に亡くなったという。

 

Martinezさんら家族も銃撃により傷を負うも、命に別状はないとのことだ。

 

Zeroのため記念碑を設置

 

“正直なところ、もしZeroがCastenada容疑者に対し応戦し続けていなかったら、容疑者は我々の脚よりも高い位置を撃つことが出来たでしょう”とMartinezさんは語る。

 

Martinezさんら家族は事件後、自らの命を犠牲に家族を守ってくれたZeroのため、家の前に小さな記念碑を設置したという。

 

尚、Castenada容疑者の逮捕にはまだ至っていないという。

 

 

盗難に加えMartinezさんらを銃撃し、さらに家族を愛する忠犬の命を奪った卑劣な犯人の行為。容疑者が一刻も早く逮捕されることを願うと共に、果敢に犯人へと立ち向かったZeroへの哀悼の意を示したい。(了)

 

出典:Texas MonthlyThe Tragic Tale of Zero the Hero Dog(3/25)

出典:Fox News:Dog dies after attacking gunman, protecting his family during Shooting(3/25)

出典:Gofundme:3 people shot, family dog killed

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