眠っていても安心できない!英の民家に雷が直撃、屋根が燃える事態が発生
イギリスで驚くことに雷が民家に落ち、屋根を燃やすという、ちょっと信じがたい出来事が起きた。
「銃声や爆発のような音」
この落雷が起きたのは7月24日の午前1時25分頃(BST)、場所はウェールズの街、Bowling Bankにある民家とされている。
その家に住むMegan Zahraさんによれば、当時彼女は家の別館にある寝室で眠っていたという。
そして雷の激しい音で目を覚ましたが、義理の父親が迎えに来るまで、雷が屋根に落ち、燃えていることには気付かなかったそうだ。彼女は次のように語っている。
「私は大きな音を聞きました。それはまるで銃声や爆発のようでした。私はそれが外で起きたと思い、外をのぞきました。でも何も見えなかったので、もう一度ベッドに戻ったのです」
Megan Zahra was sleeping in the house annex when the bolt struck the roof
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消防士でさえ「なぜこの家に雷が…」
それから約15分後、義理の父親が部屋に来て、火事が発生しているから、逃げる必要があると声をかけてきたため、そのまま外へと避難したそうだ。
しかしMeganさんの家はこのエリアでも、決して高い場所にあったわけではなかったため、火事になることも予期していなかったとか。
実際、消防士でさえ、このエリアで最も低い家にどのようにして雷が落ちたのか、理解できないと語っていたという。
ただ屋根には衛星用のポールがたっており、消火作業に当たった場所は、全て金属でできた小屋になっていたそうだ。
23日の夜から24日の朝にかけては、嵐が南部から西部へと移動しており、イングランドからウェールズ、スコットランドまで警報(イエロー)が出されたと言われている。(了)
Lightning storms through Night Vision Goggles on a speedy retreat back to base. ⚡️⚡️⚡️#NPAS999 ^AR pic.twitter.com/Z4YwKeu1NP
— NPAS Hawarden (@NPASHawarden) July 24, 2019
出典元:BBC:Lightning strike sets Wrexham house roof on fire(7/24)