「サンドイッチが遅い!」フランスの店で怒った客がウェイターを射殺
フランスの店で、対応が遅いと怒った客が、ウェイターを撃ち殺すという、信じられない事件が起きた。
ウェイターの肩を銃で撃つ
その事件が発生したのは8月16日の夜、場所はパリ中央から15km離れた街、ノアジー=ル=グランのルーデラ広場にある、小さなピザ・レストランだという。
当時、そこでは男がサンドイッチを注文して待っていたのだが、運ばれるのが遅いとして不満を募らせていたそうだ。
やがて男は癇癪を起こし、店で働いていた29歳のウェイターに向かって銃を発砲。彼の肩を撃ち抜いたという。
Hier soir, en Seine-Saint-Denis, le serveur d'un restaurant a été tué par balles… pour un sandwich qui n'aurait pas été préparé suffisamment vite, d'après des témoins du meurtre. Ce que l'on sait > https://t.co/Mg0Kgop3M7 (via @le_Parisien) pic.twitter.com/RrQO2gNlNq
— Briac Trébert (@BriacTrebert) August 17, 2019
数カ月前にオープン、静かな店だった
ウェイターの同僚は、すぐに警察に通報。しかし銃を撃った男は、その場から逃走した。
またすぐに救急も駆けつけ、撃たれた男性の救命措置を行ったが、その後現場で彼の死亡が確認された。犯人は年配の男とみられ、現在も逃走しているという。
ある女性は取材に対し、その店は数カ月前にオープンしたばかりで、これまで問題もなく、静かな雰囲気のレストランだったと語っている。
またこの事件を聞き、「彼はサンドイッチのために殺されたのか?」と信じられない様子の人もいたとか。
しかしこの地域は最近、ドラッグの取引や酔っ払いが多いことから、犯罪が増えているとも伝えられている。警察は、公開捜査で犯人の行方を追っているという。(了)
出典元:Mirror:Paris waiter shot dead by angry customer for being ‘too slow with sandwich’(8/18)