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レナード・バーンスタインの最後の恋人は、ファンの日本人男性だった

レナード・バーンスタインの最後の恋人は、ファンの日本人男性だった
Facebook/Leonard Bernstein

1990年に没した世界的指揮者であり、ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」の作曲者としても知られるレナード・バーンスタインが、最後の10年間に、元ファンだった日本人男性を恋人にしていたことが分かった。

 

350通のラブレターが浮上

 

この事実は、米国ハワイ大学で米国文化を研究する吉原真里教授の調査によって明らかになった。

 

吉原教授は、バーンスタインの研究のために、アメリカ議会図書館にある膨大な資料「バーンスタイン・コレクション」に目を通していたところ、バーンスタイン氏がHashimoto Kunihikoという名の日本人男性とやり取りした360通のラブレターを発見したという。

 

Hashimoto Kunihiko(橋本邦彦)さんの名は、バーンスタイン氏に関する他の文献の中にも数回登場していたが、いずれも「日本での代理人」や「日本でのコンサートのプロデューサー」といったビジネス上の関係だけが取り上げられていた。2人が親密な恋人関係にあったことは、これまで知られていなかった。

 

バーンスタインが見つめていた

 

2人が初めて会ったのは、1979年にバーンスタイン氏がニューヨーク・フィルと共に東京を訪れた時。当時26才の保険会社員だった橋本さんは、バーンスタイン氏の熱狂的なファンで、コンサート終了後の楽屋で彼と面会し、その夜を共に過ごした。

 

現在66才になる橋本さんは、その時のことを海外メディアにこう話している。

 

彼(バーンスタイン)が私を見つめているのが分かりました。その時の彼の目を説明するのはとても難しいのですが、私と話したがっているという目ではなく、誘惑しようとする目でもありませんでした。彼は、ただ見つめていたのです。それには抵抗することができませんでした。

 

その後2人の関係は、バーンスタイン氏が72才で亡くなるまで10年間続く。橋本さんからのラブレターは「情熱的で、思いやりにあふれ、時に胸が張り裂けるような悲しみを感じさせるもの」だと吉原教授は言う。

 

橋本さんは勤めていた保険会社を辞め、プロデュサーやディレクターとして、日本とオーストラリアでのバーンスタイン氏のコンサートを企画。ミュージカル作品「キャンディード」の日本語翻訳も橋本さんが行なった。

 

バーンスタイン氏は結婚していたが、同性愛の傾向もあったことがよく知られている。(了)

 

出典元:Mail Online:West Side Story composer Leonard Bernstein’s 10-year secret affair with Japanese fan is revealed in newly-unearthed cache of letters(8/18)

出典元:The Guardian:Passionate, tender, heartbreaking … letters reveal Leonard Bernstein’s 10-year secret affair(8/17)

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