ハワイで庭にできた溶岩チューブの穴に落下し、高齢者の男性が死亡
ハワイで先週、庭にできた溶岩チューブに高齢者の男性が落下し、死亡する事故が起きた。
ハワイ島にある自宅を警察が捜索
地元の警察によれば11月4日に、男性(71歳)の友人から姿が見えないとの通報を受け、ハワイ島東部にあるヒロ地区の自宅を訪ねたという。
捜査員は男性の自宅の庭にあった、柔らかな部分に彼が落下したとみて調査。その結果、溶岩チューブに落ちた男性を発見した。
溶岩チューブ(溶岩洞窟)とは、地中を溶岩が流れて行った時に作られる洞窟のこと。男性が落ちた穴は、直径が約2mだったと言われている。
深さ7mから遺体を引き上げる
もっとも男性が落下した溶岩チューブにすでに溶岩はなかったが、非常に大きな空洞がつくられていたという。
実際、消防隊は約22フィート(約7m)の深さから、男性の遺体を引き上げたと言われている。
その後、検視が行われ、男性が溶岩チューブに落下したことで死亡したと確認された。
ハワイ島は昨年、大規模な噴火に見舞われ、溶岩によって多くの家屋が破壊され、自宅の庭でも溶岩が噴出する様子も確認されている。(了)
※下の動画は昨年撮影されたもので、自宅のすぐ近くで溶岩が噴出する様子が映っている。
出展元:FOX NEWS:Hawaii man dies after falling down ‘lava tube’ in his yard(11/7)
出展元:BBC:Hawaii man dies after falling down lava tube in his garden(11/7)