「ビン・ラディン」と名付けられたゾウ、インドで村人を襲撃し御用
国際テロ組織「アルカイダ」の指導者、オサマ・ビン・ラディン容疑者の名前が付けられた野生のゾウが、インドの村で暴れ、5人が亡くなった。
ドローンを使って捜索、鎮静化に成功
その事件が起きたのは10月、場所はインド・アッサム州の北東部にあるGoalpara地区だという。
「ラディン」と名付けられゾウが村人を襲撃し、5人が死亡。その後、野生動物監視員がドローンを使って象を追跡した。
やがてゾウを発見した後、専門家が麻酔の入った2本のダーツ(矢)を放ち、鎮静化させることに成功する。
現在は、そばに人の居住区域がない森林にゾウを移送する作業を行っているそうだ。
Elephant named after Osama bin Laden goes on rampage, killing five Indian villagers https://t.co/4hCprbXWc7 pic.twitter.com/HGtCYbOsmW
— New York Post (@nypost) November 12, 2019
過去5年間で2300人がゾウにより殺される
このゾウが村で暴れた結果、3人の女性を含む5人が死亡し、村は24時間も恐怖に怯える時を過ごしたという。
しかし捕獲に成功した監視員らは、ゾウの暮らしやそばに住んでいる人間の安全面も考慮に入れて、ゾウの移送を決断した。
そもそもインドでは過去5年間に、約2300人がゾウによって殺害され、2011年以来700頭のゾウが殺されているという。
ゾウはしばしばGoalpara地区に移住するため、森林開発を行っている多くの人々が遭遇し、死者が出るそうだ。(了)
出典元:NYPost:Elephant named after Osama bin Laden goes on rampage, killing five Indian villagers(11/12)
出典元:CTV News:Elephant named for bin Laden caught after killing five people(11/11)