カエルの猛毒を使った儀式でカメラマンが死亡、スペインのポルノ男優を逮捕
先週、スペインでアダルト動画に出演する男優が、カメラマンの男性を殺害した容疑で逮捕された。
カエルの有毒物質を使った儀式
逮捕されたのは、Nacho Vidal容疑者(46)。彼はこれまで100本以上のアダルト動画に出演してきたという。
そして同容疑者はカメラマンのJosé Luis Abadさんを意図せず殺害した容疑や、保健法を破った容疑で、11カ月以上も調査されてきたそうだ。
Abadさんは昨年の7月、バレンシアにある容疑者の自宅で死亡。「コロラドリバーヒキガエル(bufo alvarius toad)」の有毒な物質をパイプで吸引した後に亡くなったと考えられている。
そして今年の5月29日にVidal容疑者は、宗教的な儀式でAbadさんに有毒物質を吸引させ、死亡させたとして逮捕された。
強烈な幻覚を誘発させる
「コロラドリバーヒキガエル」は北アメリカの南西部に生息しており、捕食者から身を守るため、有毒な物質を分泌するという。
それには「5-MeO-DMT」と呼ばれる物質が含まれており、それを吸引すると強力なサイケデリックな幻覚を誘発させると言われている。
CNNではこの事件でVidal容疑者を含む3人が逮捕されたと伝えているが、名前は明らかにされていない。
Vidal容疑者は、この有毒物質を使った儀式を日常的に行っていたと見られているが、弁護士は、Abadさんが自主的に毒を吸引したとして、無実を主張しているという。(了)
出典元:NYPost:Porn star arrested for photog’s death from inhaling toad venom(6/4)