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南アフリカからオランダまで、貨物機の車輪部分に隠れて密航か?

南アフリカからオランダまで、貨物機の車輪部分に隠れて密航か?
flickr_Colin Cooke Photo

オランダの空港で、貨物機の車輪部分に隠れていた密航者が発見された。

 

途中、ケニアに立ち寄る

 

この密航者は男性で、オランダのアムステルダムにあるスキポール空港に着陸した、貨物機の車輪部分(格納場所)で発見されたという。

 

この貨物機は南アフリカの首都、ヨハネスブルグを飛び立ち、その後ケニアのナイロビに1度立ち寄り、アムステルダムの空港に着陸したそうだ。

 

密航者の年齢や国籍は明らかになっていない。ただ生きたまま車輪部分で発見されたと言われている。

 

「生きているのは驚くべきこと」

 

ヨハネスブルグからアムステルダムまでのフライトは、合計で11時間。しかも高高度での寒さや低酸素のため、長時間フライトの密航者が生き残るのは非常に珍しい。

 

オランダ憲兵隊の広報担当者・Joanna Helmonds氏もメディアに対し、次のように語っている。

 

「この男性は飛行機の前輪部分で生きている状態のまま発見され、病院に運ばれたが、現在状態は安定しています。この男性がまだ生きているのは驚くべきことです!」

 

貨物輸送会社「カーゴルックス」の広報担当者は、密航者が「カーゴルックス・イタリア」が運航する便に乗っていたことを確認している。

 

ただしこの男性が南アフリカで搭乗したのか、立ち寄ったケニアで搭乗したのかは分かっていない。

 

オランダの放送局「NOS」によると、男性は現場で体温が上がり、救急車が到着するころには基本的な質問に答えられるようになっていたという。(了)

 

出典元:BBC:Stowaway found in South Africa plane wheel at Amsterdam airport(1/23)

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