ロシア軍の戦闘機が墜落、パイロットのカメラがその瞬間をとらえる
以前、ロシア軍の戦闘機が墜落したが、その瞬間の映像が公開されている。
パイロット目線の動画が浮上
その事故が起きたのは今年の6月とされ、場所はウクライナと国境を接する、ロシアのベルゴロド州上空とみられている。
事故は当時報道されていたが、今回その瞬間とみられるパイロット目線の動画がネットに浮上した。
動画はパイロットのヘルメットに装着されていたカメラがとらえたもので、機体が空中で分解し、パイロットがパラシュートで脱出する様子が映っていた。それがこちら。
Modern wars are becoming video shows where everything is filmed. A bodycam video from allegedly a Russian pilot of Su-25 resurfaced in social media. A pilot filmed a moment when he ejected and landed somewhere in the summer fields. pic.twitter.com/bqFxfcXBP8
— Viktor Kovalenko (@MrKovalenko) October 24, 2022
墜落したのは「Su-25SM」の可能性
この機体はロシア極東を拠点とし、戦争のためにウクライナに移送された戦闘機「Su-25SM」である可能性が高いと見られている。
当時、この事故を報告していた戦争ブロガーは「この戦闘機は近くの電線に衝突し、尾翼の1つが折れて地上に落下したと考えられる」と述べていた。ただし、まだ真相は分かっていない。
動画に映った機体には、「V」字が描かれ、側面には赤い「09」の数字がある。またエンジンの1つからは火災が発生し、機体の一部は落下中に破損、動画からも後部の直立尾翼の半分が失われたように伺える。
最近、ロシア軍の戦闘機などが墜落する事故が多く、10月23日にもロシア東部のイルクーツク上空で訓練飛行をしていた「Su-30」機が墜落し、パイロット2人が死亡している。(了)
出典元:MailOnline:Dramatic moment Russian pilot ejected from burning fighter jet ‘after it clipped a power line’ and crashed(10/24)