米・航空ショーで「B-17」と「P-63」が上空で衝突、両機とも墜落
アメリカの航空ショーで、第2次世界大戦中に製造された2機の航空機が衝突し、墜落する事故が起きた。
SNSにも映像が多く投稿される
この事故が発生したのは11月12日、場所はテキサス州ダラスの上空とされている。
当時、街では「ウィングス・オーバー・ダラス」と呼ばれる航空ショーが行われており、「B-17フライング・フォートレス」という爆撃機と、戦闘機の「P-63キングコブラ」が飛行していたという。
しかし上空で2機が衝突。やがて両機とも墜落した。この様子は多くの人が目撃していたらしく、SNSにも事故の瞬間の映像が多く投稿されている。
GRAPHIC VIDEOS:
Mid-air collision took place involving two planes near the Dallas Executive Airport today.
The accident took place during the Wings Over Dallas WWII Airshow at 1:25 p.m., according to Dallas Fire-Rescue. pic.twitter.com/7oHAhDsO4v
— Prodigal (@ProdigalThe3rd) November 12, 2022
A mid-air collision involving two planes near the Dallas Executive Airport, today. The accident took place during the Wings Over Dallas WWII Airshow at 1:25 p.m., according to Dallas Fire-Rescue. + 1⃣⬇️ pic.twitter.com/up2Y39rv8c
— Branislav Pipović (@BranaPipovic) November 12, 2022
搭乗していた6人が死亡か?
2機には合計で6人が搭乗していたと見られているが、安否なども含めてまだ詳細は明らかになっていない。ただその後、6人が死亡したとの発表もあった。
事故後、40人以上の消防救助隊が現場に急行し、事故処理に当たったという。航空ショーの主催者のウェブサイトでは、11月13日まで予定されていた同イベントは中止となったと伝えている。
「B-17」は1936年から1945年の間に1万2千機以上も生産されたが、現存するのは約45機のみ。そのうち飛行できるのは9機しかなかったそうだ。
また「P-63」はさらに稀少で、14機ほどが現存し、うち4機はアメリカ空軍記念館が所有する機体で、飛行可能だったという。(了)
出典元:CNN:Vintage military aircraft collide mid-air at Dallas air show(11/12)