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【ブラジル】弁護士が銃を所持したままMRIの検査室へ、磁力により暴発し死亡

【ブラジル】弁護士が銃を所持したままMRIの検査室へ、磁力により暴発し死亡
flickr_liz west

ブラジルで、ある弁護士の男性が、自ら所持していた銃によって死亡した。

 

母親の検査に同伴していた

 

亡くなったのは、レアンドロ・マティアス・デ・ノヴァエスさん(40)だ。

 

彼は1月16日、ブラジルのサンパウロにある病院「Laboratorio Cura」に母親を連れて行き、一緒にMRIの検査室に入ったという。

 

検査室に入る前、レアンドロさんは金属類をすべて取り除くように言われたが、病院のスタッフには銃を持っていることを告げず、所持したまま検査室に入ったという。

 

しかしMRIの強力な磁場が、彼の腰に合った銃を引き抜き、それが暴発し、レアンドロさんはお腹を撃たれてしまう。

 

そして懸命な治療の介もなく、レアンドロさんは2月6日、サン・ルイズ・モルンビ病院で亡くなった。

 

※MRIとは、強い磁石と電波を利用して体内の状態を断面像として捉える検査のこと。

 

銃推進派の弁護士だった

 

実はノヴァエスさんは、銃所持推進派の弁護士で、TikTokとInstagramにおいて、1万2000人のフォロワーに向け、銃推進派のコンテンツを発信してきたという。

 

病院「Laboratorio Cura」の広報担当者は、事故防止手続きが病院の検査チームによって守られていたと主張し、「患者とその同伴者の両方は、検査室に入る手順について適切に指導され、あらゆる金属製の物を取り出すよう警告されていました」と述べている。

 

また検査室は、レアンドロさんと彼の母親の両方が、事故防止手続きに関する書類にサインしていたと述べており、彼が「自分の判断で」銃を持って検査室に入ったと考えられている。

 

警察は、その銃が登録され、弁護士が有効な免許を持っていたことも確認したという。(了)

 

出典元:INDEPENDENT:Lawyer dies after his hidden gun goes off during MRI scan(2/10)

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