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燃料貯蔵施設で大規模な火災が発生、少なくとも16人が死亡【インドネシア】

燃料貯蔵施設で大規模な火災が発生、少なくとも16人が死亡【インドネシア】
Twitter/Siraj Noorani

インドネシアにある燃料貯蔵施設で、大規模な火災が発生し、多くの人が犠牲となった。

 

住民をパニックに陥れる

 

その火災が発生したのは3月3日、場所は首都ジャカルタにある国営石油・ガス会社「Pertamina」が運営するPlumpang燃料貯蔵所とされている。

 

現地時間の午後8時頃、燃料パイプから火災が発生。火は瞬く間に、人口密集地にある近隣の家屋に燃え移り、住民をパニックに陥れたという。

 

その様子はSNSでも共有されており、爆発により炎が立ち昇り、人々が通りを逃げていく様子が映っていた。

 

16人が死亡、10数人が行方不明

 

消防当局によると、この火災は2時間以上にわたって燃え続け、鎮火させるために、少なくとも260人の消防士と52台の消防車が出動したという。

 

現時点では、焼け焦げた家屋や建物の瓦礫の下で、少なくとも16人が死亡。10数人が行方不明になっているそうだ。(死者は16人より多いとの報道もある)

 

また国家警察によれば、10の政府機関の庁舎や赤十字の施設、スポーツスタジアムなどに、1300人以上が避難しているという。

 

 

「Pertamina」の施設では過去にも度々火災が起きており、2021年には、バロンガンとチラカップにある製油所でも大火災が発生している。

 

インドネシアの国会でエネルギー委員会を率いるSugeng Suparwoto氏は「精製所であれ貯蔵所であれ、すべての施設をもう一度監査しなければならない」と指摘。

 

また「Pertamina」の貯蔵施設と住宅地との間に、もっと大きな距離を置くべきだ、と述べたという。(了)

 

出典元:INDEPENDENT:At least 16 killed in huge fire at Indonesia fuel depot(3/4)

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