スペインで戦闘機「F-18」が墜落、急降下し爆発炎上
スペインの軍事基地で、「F-18」戦闘機が墜落し、その様子が撮影された。
東部にある空軍基地で墜落
この事故が起きたのは5月20日、場所はスペイン東部の町、サラゴサ(Zaragoza)にある空軍基地とされている。
当時、「F-18」戦闘機のパイロットは航空ショーのために、飛行訓練をしていたという。
しかし上昇したかと思った機体は、突然飛行場に向かって急降下。地上に激突し、激しく炎を上げて爆発した。その様子がこちら。
🇪🇸 FLASH – Un avion de chasse F-18 de l’armée de l’air espagnole s’est écrasé près de la base aérienne de #Saragosse. Le pilote a pu s’éjecter et a survécu. (via @EjercitoAire) #Zaragoza pic.twitter.com/qPjgzQ5VBp
— Mediavenir (@Mediavenir) May 20, 2023
パイロットは脱出、足を負傷
幸いにもパイロットは墜落する前にコックピットから脱出。しかし地上に降り立った際に足を負傷したため、その後ヘリコプターで病院へ搬送されたという。
この基地は、市街地から約10マイル(約16km)離れた場所にあり、スペイン航空宇宙軍に属しているそうだ。
墜落前、パイロットから、飛行機が故障したらしいとの情報がもたらされていたが、警察は軍と協力して事故の調査を行うと明らかにした。
スペイン空軍は、1983年にマクドネル・ダグラス社製の「F-18」を72機購入。その3年後に就役したという。
「F-18」は多目的で活用でき、スペイン空軍はその後も、この戦闘機を追加購入しており、サラゴサにある基地には、スペイン空軍の「F-18」部隊が配備されていたそうだ。(了)
出典元:METRO:Huge fireball after F-18 fighter jet crashes at Spanish airbase(5/20)