パリの中心部で建物が大爆発、4人が重体、33人が重傷
フランス・パリの中心部で6月21日の午後、爆発が起き、建物で火災が発生、街が煙に包まれたという。
付近の建物の外観を破壊
爆発が起きたのは、現地時間午後4時55分頃、場所はサン・ジャック通りにある「パリ・アメリカン・アカデミー」の建物とされている。
爆発は付近の建物の窓ガラスを砕き、外観を破壊。また火災が発生し、濃い煙が昇り続けたという。
爆発後は、何百人もの消防士と警察が現場に駆けつけ、市民は安全な場所を求めて走り回ったそうだ。
その後、消防隊は火災を食い止めることに成功。現在、捜索救助隊が瓦礫の中を進み、行方不明者などがいないか調べている。
Huge explosion rocks Paris! #Paris pic.twitter.com/E43CyLjpMt
— Paul Golding (@GoldingBF) June 21, 2023
ガス漏れの疑い、調査は継続中
フランスのジェラール・ダルマナン内相によると、21日夜の時点で、4人が重体、33人が重傷、2人が行方不明になっているという。
またダルマナン内相は「今夜、遺体や生存者が発見される可能性もある」とも述べている。
爆発後の構造上の懸念から、付近の建物からは人々が避難させられたそうだ。
警察当局は記者団に対し、ガス漏れの疑いがあるとの予備調査の結果が出ているが、調査は継続中であると述べている。
AP通信によれば、「パリ・アメリカン・アカデミー」は1965年に設立され、ファッションデザイン、インテリアデザイン、ファインアート、クリエイティブ・ライティングの授業を行っているという。(了)
出典元:ABC News:Paris explosion caused by suspected gas leak injures dozens, damages buildings, police say(6/22)