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ギリシャで、山火事の火が弾薬庫に引火し、大爆発する瞬間が撮影された。

空軍基地にある弾薬庫が爆発

その爆発が起きた正確な日時は分かっていないが、場所はギリシャ中部にあるNea Anchialosの街とされている。

そこには軍事基地があり、弾薬庫にはギリシャ空軍の戦闘機「F-16」用の爆弾や弾薬が保管されていたという。

それがヴォロス地方で強風にあおられた山火事の火により、相次いで爆発。激しい衝撃波も生まれたそうだ。その様子がこちら。

27/7/23 – explosie van een NAVO-munitiemagazijn in Centraal-Griekenland te midden van bosbranden pic.twitter.com/5Fdih9bwfV

— Denachtzuster(s) (@Denachtzuster1) July 27, 2023

周辺家屋の窓ガラスが割れる

周辺地域の家屋では、一連の大爆発で窓ガラスが割れたという。ただし近隣の村では、すでに住民が避難しており、負傷者は出ていない。

その後、ヴォロス市からNea Anchialosの街にかけて、避難命令が出され、ヴォロス市のアキレアス・ベオス市長も、残っている住民全員に避難命令に従うよう訴えた。

山火事は3つの場所で燃え続け、ギリシャで最も交通量の多い高速道路の一部が数時間閉鎖され、この地域を通過する鉄道の運行にも遅れが出たそうだ。

一方、ギリシャのロードス島では非常事態宣言が発令され、警察によれば、国内で過去最大規模の火災避難作戦が行われたという。（了）

出典元：METRO：Fireball turns sky blood red as Greece wildfire hits explosives dump(7/27)