人を飲み込もうとする巨大な波、見事に乗りこなすサーファーがすごい
恐ろしいまでの巨大な波を乗りこなしたサーファーの映像が公開され、注目を集めている。
最後まで落ちず、ボードに立ったまま
その映像が撮影されたのは、ポルトガルのシルバーコーストと呼ばれる海岸にあるNazaré shorelineという場所。映像には人間がはるかに小さく見えてしまうほどのビッグウェーブが襲い掛かる姿が映っている。
そしてある男性のサーファーが多くの見物人が見守る中、巨大な波を見事に乗りこなす姿が捉えられていた。
そのサーファーは波を巧みにコントロールし、最後まで倒れず海にも落ちることなく、ボードの上に乗り続けていた。
Surfing the biggest waves in Nazaré with Hugo Vau.I'll never forget that ride! 🤘
Sebastian Steudtnerさんの投稿 2018年1月21日日曜日
プロのウィンド・サーファーとしてスタート
この命知らずの挑戦を行ったのは、サーファーのSebastian Steudtnerさん(32)
彼はドイツ人とオーストリア人の両親のもとで生まれ、ドイツのBavaria北部にあるニュルンベルクで育ったという。
そんなSteudtnerさんが波に乗ることに興味を覚えたのは、9歳の時。さらに2001年、16歳になった彼はハワイのマウイ島へ移住。プロのウィンド・サーファーとしてキャリアをスタートさせたそうだ。
大きな波に挑戦する気持ちが芽生える
しかし安定した収入を得ることは難しく、建設現場などで働きながら、やがて世界で最も大きな波に乗ることを目標に据え始めた。
そして2004年12月、彼はマウイ島の北部、Peahiという町の沖合で発生した、70フィート(約21m)の波に乗ることに成功。さらに翌年にはタヒチ島にある、世界で最も危険とされる波、Teahupooという波に挑戦し、成功させた。
また彼はドイツで厳しい状況に置かれた若者たちに、サーフィンを通したテラピーも行っているそうだ。
一歩間違えれば大ケガをしかねない。それを乗り越えるとは、見事なサーフィンテクニックと言えるだろう。(了)
出典元:MailOnline:Surfer is barely visible as he takes on giant wall of water off the coast of Portugal… but stuns the crowd by catching the wave PERFECTLY(1/22)