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緑の中に並ぶ近未来的な建物、3Dプリンターで作るオランダの家が魅力的

緑の中に並ぶ近未来的な建物、3Dプリンターで作るオランダの家が魅力的
YouTube/Dezeen

オランダで3Dプリンターの家が作られる予定となり、そのデザインや機能などが注目を集めている。

 

すでに20人以上が予約している

 

この建物を作ろうとしているのは、オランダの建設会社「Van Wijnen」。彼らはMeerhoven地区にある森の中に、5棟のうち最初の住宅を建設する予定だという。

 

その建物は1つのフロアと3つの部屋からなり、2019年の完成を予定していて、すでに関心を持つ20人以上が予約登録をしているそうだ。

 

「Van Wijnen」のマネージャーであるRudy van Gurp氏は、次のように語っている。

 

「私たちはオランダや世界中でレンガ職人が不足している事態に対応するため、建設現場で技術革新を必要としています。3Dプリンターでの建設はより早く、より良く作ることができ、少ない資材でより安く、持続可能な方法で建設できるのです。それはまたデザインに関しても自由度を増やし、創造性を養うのです」

 

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壁も薄くでき、強度や断熱効果も増す

 

この会社はEindhoven大学と協力して、特別なコンクリートを使い、建物の外装や内側の壁に層を重ねるようにして作って(プリントして)いくという。

 

しかも必要な場所にだけコンクリートの層を重ねることにより、セメントの総量は非常に少なくてすみ、コストも削減でき、環境を破壊する二酸化炭素の排出もカットできるそうだ。

 

実際、通常壁の厚さは10cmから15cmになるが、3Dプリンターで作ったものは5cmに抑えられ、それでも壁の強度は増し、防音や断熱効果も高まるとしている。

 

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またこのような方法を用いることにより、ワイヤレスのセンサーも正確な場所に組み込むことができ、スマートフォンのアプリで温度調節や照明、セキュリティも管理できるようになるとか。

 

そして何よりも魅力的なのは、これまでにない近未来的な建物のデザインだ。実はこれが可能になるのも、どんな形でも作ることができる3Dプリンターならではの特徴のおかげだという。

 

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もっとも現在はまだや建築基準の制約や調査費用が、3Dプリンターのメリットを上回っているが、「Van Wijnen」では数年後にはこのような住宅の大量生産を行う予定だとしている。(了)

 

 

出典元:CNN:A small community of 3D-printed concrete houses is coming to the Netherlands(6/6)

出典元:DIGITAL TRENDS:Homes in the Netherlands are concrete example of 3D printing’s potential(6/5)

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