オーストラリアの森で緑色の蛍光を放つ「ゴースト・キノコ」が美しい
オーストラリアで「幻のキノコ」と呼ばれるものが撮影され、その姿が美しいとして話題となっている。
●ニックネームは「ゴースト・キノコ」
そのキノコを撮影したのはBrendan Calwellさん。彼はオーストラリア南東部にあるヴィクトリア州で探索していたところを発見し、その様子を映像に収めた。
そのキノコ(Omphalotus nidiformis)は自ら生体発光を行うとされ、「ゴースト・キノコ」というニックネームも付けられているという。
そして毎年、秋ごろになるとこのキノコが森の腐葉土の中から芽生え、暗闇の中で蛍光の美しい光を発するそうだ。
●実は1日24時間も発光し続けている
その弱々しい光は夜の方が際立つが、実は1日24時間も光を発し続けているという。
ただしやはり見つけるのは非常に難しいため、いまだに「幻のような存在」とされている。
主にオーストラリア南部やタスマニアなどで見られ、大きいものでは30cmまで成長するとか。
昼間見ると全体がクリーム色をしており、中心部分はオレンジや黄色をしているそうだ。毒もあるようで食べると吐き気を催し、痙攣することもあるという。
●別の美しい光を発するキノコも
また他にも蛍光を発するものを探してみると、次のようなキノコの画像も見つかった。
これはStephen Axfordさんが撮影したものとされ、やはり鮮やかに光を放つ様子が見て取れる。
このキノコの種類は不明だが、やはり緑色を放つものは非常に珍しいそうだ。(了)
出典元:YouTube:Ghost Fungus – Bioluminescent Fungi(6/2)