ギリシャの火災で海の岩に避難していたワンコ、無事保護され家族と再会
先日、ギリシャで大規模な火災が発生したが、それを生き延びたワンコが、無事飼い主と再会することができた。
保護団体らが飼い主を探す
ギリシャで起きた火災は82名の死者を出したが、被害の大きかったMatiという街では、ある犬の写真が撮影された。
その犬の名前は「Lua」。この犬は火災から身を守るため、海にある岩の上に避難していたという。
この写真は注目され、やがて「Lua」も保護されたが、その後保護団体や動物愛好家らが飼い主を捜索。先週の金曜日に、「Lua」は無事家族と再会できたそうだ。
ギリシャを襲った悲劇のシンボルに
飼い主の友人によれば火災当時、「Lua」は恐ろしくなり、体をくねらせて首輪やリードから抜け出すと、海へ向かって走り出したという。そして海を泳ぎ、岩までたどりつくと、その上でじっと耐えていたそうだ。
その後、「Lua」をカメラマンが発見。岩の上で横たわる姿を撮影した。その写真はやがてネット上でも注目され、ギリシャを襲った悲劇のシンボルになったとか。
また飼い主も「Lua」がいなくなってから数時間も探し続けたという。しかしその後、SNSによって「Lua」がKokkino Limanakiビーチにある岩に横たわり、火災から生き延びたことを知ったそうだ。
「Lua」はもともと野良犬だったが、拾われて飼われることになり、火災当時はMatiの街にある夏の休暇用の家に、家族と共に滞在していたそうだ。
そして現在、「Lua」は家族とともにアテネにある自宅へと戻ったとされている。(了)
出典元:MailOnline:Pet dog found cowering on a rock in the sea after fleeing the Greek wildfires is reunited with her adoring owners after image went viral(7/27)