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大型ハリケーン「ミルトン」が迫る中、柵に繋がれ放置された犬を発見【動画】

大型ハリケーン「ミルトン」が迫る中、柵に繋がれ放置された犬を発見【動画】
X_FHP Tampa

アメリカで大型ハリケーンが迫る中、柵につながれたままの犬が見つかり、その後保護された。

 

水に浸かりながら、怯えていた犬

 

アメリカのバイデン大統領は先日、接近中の大型ハリケーン「ミルトン」が、「世紀に一度」の極めて激しい嵐になる可能性があるとして、国民に安全を確保するよう呼び掛けていた。

 

そんな中、フロリダ州の警察官が、タンパの町で、柵に繋がれたまま放置されていた犬を発見。無事に保護したという。

 

当時、犬はリードで繋がれたまま水に浸かって怯えており、州の警察官が「大丈夫、相棒。私は君を責めないよ」と優しく声を掛けて、保護したそうだ。その様子がこちら。

 

SNSには飼い主への非難が殺到

 

この犬は推定年齢が5歳のオスとみられ、その後保護施設の「ペットリソースセンター」に運ばれ、現在そこで世話を受けているという。

 

フロリダ州のハイウェイ・パトロールは、10月10日に動画を投稿。現在までに、940万回以上も再生されている。

 

そして動画を見た人達は、飼い主を非難。「ありがとう、@FHPTampa。この犬を助けてくれて。(犬の)所有者を見つけて逮捕してくれることを願っています」や「これはとんでもないことだ。飼い主は法的責任に直面する必要がある」とコメントしたという。

 

またフロリダ州のロン・デサンティス知事も、SNSで「嵐が迫る中、柱に犬を縛り付けたまま放置するのは、残酷なことだ」と投稿。「ペットを虐待する者には、責任を負わせるつもりだ」とコメントしたという。

 

アメリカの連邦法には、「動物虐待および拷問防止法(PACT)」があり、これに違反した場合、重大な罰金と最長 7 年の懲役が科せられる可能性があるそうだ。(了)

 

出典元:ABC Action News:Florida authorities rescue dog tied to pole in path of Hurricane Milton(10/10)

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