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香港にある古い動物園で、相次ぎサルが死んでおり、現在調査が進められている。

1匹が異常行動を示す

その動物園とは、香港動植物園（Hong Kong Zoological and Botanical Gardens）だ。

飼育員によると、10月13日には8匹のサルが死んでいるのが発見され、1匹は14日に異常な行動を示して死んだという。

死んだサルには3匹の絶滅危惧種も含まれており、現在サルのエリアは封鎖され、消毒も行われ、専門家により死骸の解剖と毒物検査が進められているそうだ。

残されたサルの食欲に異変

14日には、香港の文化スポーツ観光長官が、レジャー・文化サービス局や農業・水産・自然保護局、保健省などと、緊急の会議を開いたという。

また動物園に残された1匹の尾長ザル「ブラッザグエノン（De Brazza Monkey）」の食欲に異変があることも判明したそうだ。

しかし園内にある他の80匹の動物は、すべて正常な状態にあるという。

また観察中の「ブラッザグエノン」の状態は、依然として安定しているそうだ。

レジャー・文化サービス局は検査結果を待っており、まだサルの死因については明らかにされていない。

香港動植物園はかなり古い公園で、1871年に一般公開されたという。（了）

出典元：METRO：Nine monkeys drop dead in mysterious outbreak at popular zoo(10/15)