空が昼と夜の世界に分けられた?フィリピンで不思議な光景を撮影
フィリピンで、空が昼と夜の世界に分けられたような、不思議な現象が撮影され、住民も困惑したという。
セブ島にある町で撮影
その光景が目撃されたのは10月10日、場所はフィリピンのセブ島にあるMandaue市とされている。
この動画を撮影したのは、Leylan Romarateさん。彼によれば、動画は携帯電話を使い、フィルターを使用せずに撮影したという。
そして映像には、空の色が2つに分かれ、片方が昼間のように明るく、もう一方が夕方のように暗い様子が映っていた。それがこちら。
This is the bizarre moment the sky appeared to split between light and dark – leaving locals baffled. Footage shows the horizon divided into night on one side and day on the other in the Philippines. Leylan Romae said he recorded the scene without a filter – a claim supported by pic.twitter.com/5ydcUWZIaV
— Dailymailin (@dailymailin) October 17, 2024
「スプリット・サンセット」
フィルターを使用していないとのRomarateさんの主張は、場所やデバイスを示す動画のメタデータによって裏付けられているという。
またRomarateさんは、「私だけでなく、多くの人もこれを見ました。これは自然なことなのでしょうか?こんなことが起こるのを、今まで見たことがありません」と語っている。
この現象は「スプリット・サンセット」と呼ばれ、太陽が地平線に近づき、光が散乱する時に起きるそうだ。
そして1つの線のようなもので、色がくっきり分かれるのは、気象条件の結果であり、空気の塊である対照的な2つの気団が存在する場合に起きるという。
気団は湿気や温度、汚染物質の量など、さまざまなレベルに分かれており、太陽の光が通過する際、どのように分散するかに影響を与えるそうだ。
それでもこのように空がくっきり分かれるのは、かなり稀な現象と考えられている。(了)
出典元:MailOnline:The day the heavens split! Extremely rare phenomenon causes sky to divide into light and dark – so can YOU work out why?(10/17)