まるで新体操の選手のように、リボンを操るアシカが可愛い【動画】

アメリカの水族館で、リボンを操るアシカがおり、その映像が撮影された。
まだ生後9カ月のアシカの赤ちゃん
そのアシカが暮らすのは、ワシントン州の町、タコマにある「Point Defiance動物園&水族館」だ。
まだ生後9カ月で、母乳に頼っているアシカの「ペッパー」は、水中でリボンを回すなど、最もアクロバティックに動くという。
実際に水族館で撮影された映像には、「ペッパー」が新体操の選手のように、リボンの端を噛み、何度も円を描く様子が映っていた。
Front row to the underwater ballet with Pepper the sea lion pup, also our pro ribbon dancer! 🦭
This material is used as a safe and fun enrichment for our sea otters, seals and sea lions. Enrichment is key to their wellbeing, and we love seeing them explore, play, and thrive!… pic.twitter.com/GdBTWETJ9r
— Point Defiance Zoo & Aquarium (@PtDefianceZoo) February 23, 2025
海藻に見立てて作られる
実はこのリボンは丈夫なフェルト素材でできており、海藻に見立てて作られたという。
これにより、アシカの子供が自然環境での海藻との関わり方や、口を使って環境を探る方法を学ぶのに役立つそうだ。
「ペッパー」は、この水族館の120年の歴史で初めて生まれたアシカで、現在体重は33.5kg。最近、初めて魚を食べたが、今はまだ魚で遊ぶのが好きらしい。
それでも一番好きな遊びは、このリボンを使うことで、水族館の生物学者であるノエル・トレモンティさんは「今後もペッパーは、リボンでできることを探すのに時間の大半を費やすでしょう」と述べている。(了)
出典元:The Guardian:‘A ribbon dancer’: captive baby sea lion performs acrobatics with artificial kelp(3/12)