車のスピード違反を取り締まるカメラ、意外な常習犯を撮影

スイスで、車のスピード違反を取り締まるカメラが、意外な違反者を撮影した。
制限時速30kmのところ52kmで移動
その様子が撮影されたのは、スイス中部の町、Könizとされている。
この町のある通りは制限時速が30kmに設定されており、そこにはスピード違反を取り締まるカメラが設置されていたという。
ところが先日、このカメラは自動で、意外な生物が時速52kmで過ぎ、スピードを違反したとして撮影。警察がカメラの画像を調べたところ、この生物がマガモであることが判明した。
7年前にも同じ場所で撮影
当初、この町の関係者は、写真が加工されたものか、あるいはエイプリルフールのジョークだと考えたという。
しかし、地元警察は、レーダーシステムの画像の加工は不可能だと主張。実際にスピードカメラで撮影された写真は、すべて非公開にされているからだ。
しかも7年前にも、似たような鳥が同じ場所で、同じ速度で飛行していることも判明。このマガモが、スピード違反の常習者の可能性も出てきたという。(無論、カモに交通違反は適用されない)
Könizの町の関係者はFacebookに、次のように投稿した。
「同じ鳥が、ちょうど7年の差で同じ場所に現れました、奇妙な偶然を解明することで、人々が大いに楽しんでくれることを願っています。奇妙な偶然、動物の犯罪的策略、そしてマガモの最高飛行速度について、皆さんが楽しく考えてみてください」
ほとんどの水鳥は時速64~97kmで飛行し、多くの種は平均時速が約80kmだが、2024年には、追い風もあって、時速165km近くで飛行するカモもいたという。(了)
出典元:METRO:Speed camera catches a duck doing nearly double the limit twice in seven years(5/14)