非常に珍しい模様のないキリンの子供、米動物園で謎の死

Facebook/Tom Calderwood
アメリカの動物園で飼育されていた、模様のないキリンの子供が謎の死を遂げた。
2歳になる「Kipekee」
そのキリンの子供とは、テネシー州のブライト動物園で飼育されていた、2歳になる「Kipekee」だ。
「Kipekee」は模様のない、非常に珍しいキリンとして生まれ、世界中から注目を集めていたという。
しかし11月26日、ブライト動物園はFacebookページで、「Kipekee」が死亡したと発表。「何が起こったのか解明するため、徹底的な病理解剖を行う」と述べた。
遺伝子変異による影響は低い
ナショナルジオグラフィックによると、キリンは野生下で最長25年、飼育下ではさらに長生きすることがあるという。
しかし模様のない状態をもたらした稀な遺伝子変異による影響が、今回の早すぎる死に導いた可能性は低いと考えられている。
実は、1972年に東京で誕生した「トシコ」という名のキリンも、模様がなかったという。
また「Kipekee」は2023年に生まれたが、偶然にもその数カ月後に、アフリカ南部のナミビアでも、やはり模様のないキリンが誕生したという。
「Kipekee」は大勢の来園者に愛され、ブライト動物園のFacebookページにも、1000人以上が死を悼むコメントを寄せている。(了)
出典元:NYPost:Ultra-rare spotless giraffe Kipekee dies at 2-years old, sparking zoo mystery(11/27)


























