YouTube/The Unarchived

好奇心いっぱいの飼い猫が、飼い主の気づかない間にドラム式洗濯機の中に入り、グルグル回されてしまった。鼻が擦れて赤くなっただけで生還したのだが、ネット上には不注意な飼い主を批判する意見が湧き上がっている。

すぶ濡れのネコ

中国·江蘇省 に住む飼い主の女性は、12月5日、その不幸なネコの動画を「抖音/douyin」(中国のTikTok)に投稿。香港メディアによれば、これまでに21万7000以上の「いいね」が付き、2万以上のコメントが寄せられたとのこと。

彼女はいつものように洗濯物を取り出そうとして驚いたそう。ドラム式洗濯機の中に、飼いネコのJintiaoが入っていたからだ。そのネコは10分以上の洗濯コースを全て体験したことになる。

動画に映っているのは、洗濯機から出たばかりのネコが、ずぶ濡れのまま彼女に向かって歩いて来る様子。鼻のあたりが擦りむけたように赤くなっている。動画は抖音だけでなくYouTubeでも拡散された。

この時彼女は、ネコが怪我しているかもしれないと思い、恐くて触ることができなかったそうだ。その後体を拭いてやり、ドライヤーで乾かしてやると、2日後には元の元気さを取り戻した。足先にちょっと怪我をしていたが、それも自然に治ったとのこと。

飼い主として失格？

中国のSNSには、飼い主の彼女を批判する声が多く上がっている。香港メディアがこんなコメントを引用している。

恐くて触れなかったなどと言っているが、洗濯機の中にネコを見つけたら、すぐ怪我がないか調べ、獣医に診せないとダメだろう。そうせずに動画を撮っていた彼女は、ネコを飼ってはいけない。

ペットを飼っている家では、洗濯機を使う前にペットがドラムの中に隠れていないかを、常に確かめるべき。

（了）

出典元：SCMP:Cat in China survives after trapped in running washing machine, suffers just red nose(12/15)
出典元：HindustanTimes:Lucky cat survives 10 minute washing machine spin in China, escapes with minor injuries(12/15)