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中国で盗まれた7匹の犬、脱走して長い道のりを歩き、家路につく

中国で盗まれた7匹の犬、脱走して長い道のりを歩き、家路につく
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中国東北部で盗まれた7匹の犬たちが、一緒に家にたどり着き、その姿がネット上で多くの人々の心を掴んでいる。

 

幹線道路を歩く7匹の犬たち

 

3月16日、「Lu」という名のネットユーザーが、吉林省長春市の幹線道路を歩く7匹の犬たちの動画を撮影した。

 

そこには負傷したジャーマン・シェパードやコーギー、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、ペキニーズなどが一緒に行動する様子が映っていた。

 

彼らは東北部の村から盗まれ、その後犬肉店のトラックから脱走したと考えられており(まだ正確には確認されていない)、やがて協力しながら長い道のりを歩き、それぞれの家に帰還したという。

 

「兄弟のように一心同体」

 

「Lu」さんは中国メディア「Dahe Daily」に対し、「(犬たちは)まるで困っている兄弟のように、一心同体で動いていた。野良犬とは全く違う」と語っている。

 

また「Lu」さんによれば、何度か犬たちを安全な場所へ誘導しようとしたが、彼らはその呼びかけに応じなかったという。彼はその後、動画をDouyin(抖音)に投稿し、地元当局に介入を促した。

 

地元の保護施設「Bitter Coffee Stray Dog Base」によれば、この犬たちは同じ村の出身で、普段は一緒に自由に歩き回り、強い絆で結ばれていたという。

 

実際、犬たちは、負傷したジャーマン・シェパードを優しく取り囲み、先頭のコーギーは、他の犬が取り残されていないか、何度も振り返って確認していたそうだ。

 

「Bitter Coffee Stray Dog Base」は数名のボランティアとドローンを派遣し、犬たちの追跡と安全な帰還を支援したという。

 

3月19日、ボランティアは「Jimu News」に対し、7匹の犬がそれぞれ飼い主のもとに戻ったと伝えた。犬たちは3つの異なる家で飼われていたという。

 

「Lu」さんが最初に撮影した幹線道路は、村から17kmも離れた場所にあったそうだ。

 

動画は2億3000万回以上再生

 

ある飼い主は、行方不明になっていたジャーマン・シェパードとゴールデン・レトリバーが無事に戻ってきたことに安堵し、「食べられずに済んで、本当に幸運でした」と語っている。

 

しかし大連動物保護協会によれば、多くの犬肉店経営者にとって、野良犬や盗まれたペットは最も手軽で安価な肉の供給源になっているという。

 

また長春、ハルビン、大連といった都市では、ペットの犬の盗難事件が多数報告されているそうだ。

 

7匹の犬たちの感動的な帰郷の旅は、ネット上で大きな注目を集め、動画は2億3000万回以上再生されており、同時に動物保護法の強化を求める声が高まっている。(了)

 

出典元:SCMP:Heartwarming tale of 7 dogs’ escape from captivity in China garners 230 million views(3/23)

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