黒い毛が変色し、全身がほぼ真っ白に!すっかり姿を変えたネコが珍しい
黒かった毛が次第に白く変色していくという、珍しい症状を示したネコが欧米のメディアで紹介されている。
数カ月で白く変色していった
そのネコとは、ドイツで暮らす「Elli」。「Elli」と姉妹の「Rosie」は3年前に農場で、現在の飼い主のNicoleさんに発見され、そのまま引き取られたという。
当時、「Elli」はノミに覆われ、感染症も引き起こし、鼻や足元以外は黒い毛で覆われていたそうだ。
そして1年後、「Elli」はすっかり元気になったが、飼い主のNicoleさんはある日、「Elli」の背中の毛に白い点を見つける。
もっとも当時、Nicoleさんは大したことはないと考えていたが、それから数カ月経つと、「Elli」の毛はみるみる白くなっていったという。
動物では珍しい「尋常性白斑」
心配したNicoleさんは、その後「Elli」を連れて動物病院を訪れることに。
診察を受けたのち、獣医師から「Elli」が尋常性白斑になっていると告げられたそうだ。
尋常性白斑とは、メラニンを生成する細胞の異常から、皮膚や毛の色素が失われていくもので、動物では非常に珍しい症状だという。
それから2年後、「Elli」の毛はすっかり白くなり、黒い毛の方が目立たなくなっていった。それがこちら。
ただしこの症状は毛以外に影響を与えておらず、「Elli」はいたって元気だとされている。
実際、「Elli」はいたずら好きで、好奇心が旺盛。ソファにもたれてくつろいだり、日光浴をしたりするのが好きで、姉妹の「Rosie」とは少しの間も離れたがらないという。
そんな「Elli」はインスタグラムでも紹介されており、元気そうな姿が映っている。(了)
出典元:METRO:Kitten with vitiligo slowly transforms from black to stunning dappled fur(2/23)
出典元:the dodo:Cat With Rare Condition Changes Colors In Front Of Her Owner’s Eyes(2/22)