笑顔のような表情がかわいい、豪に住む「クオッカ」との自撮りが人気
オーストラリアに生息している「クオッカ」という動物をご存知だろうか。
実は数年前から、この「クオッカ」と一緒に自撮りをすることが人気になっているという。
「かわいい」として評判
「クオッカ」とはカンガルーやワラビーなどの親戚で、小さくてふわふわした、笑顔のような表情がとてもかわいい動物だ。
しかしオーストラリアでは近年、数が減少。危機にさらされているという。
そこで動物の保護を目指す人々が、この「クオッカ」を世界で一番幸せな動物として紹介。観光客に自撮りを促したところ、「かわいい」として評判となる。
今では「クオッカ」のいるオーストラリア西部のロットネスト島は、人気スポットになっているそうだ。
Smile! #selfie time! Perth wildlife✅! #quokka pic.twitter.com/RkXWSeQHVF
— Simona De Silvestro (@simdesilvestro) May 8, 2018
Lovely video of a #Quokka 🔆🌴🌸 Such happy looking animals 🐾🙂 https://t.co/BxYOeB1PhF
— Gabrielle Ahern (@SaltyWaveBlue) August 10, 2019
テニス選手や有名俳優も自撮り
実際、昨年にはテニスプレーヤーのロジャー・フェデラー氏も、この島を訪れ、「クオッカ」と一緒に撮影。
また映画『マイティ・ソー』などに出演している俳優のクリス・ヘムズワースさんも、「クオッカ」との自撮りを楽しんだという。
This…………………..this just made my month…#ChrisHemsworth #Quokka ……………………………………………………………….❤️ pic.twitter.com/XoPCUSdEEN
— DurinLass (@terr6210) August 9, 2019
そもそもロットネスト島には、「クオッカ」の天敵はいないため1万匹が暮らしているが、オーストラリア本土では、ネコやキツネ、さらに森林伐採などの人間の活動によって脅威にさらされているそうだ。
しかし多くの観光客が自撮りをして、ネットなどでシェアしてくれることで、少しずつ「クオッカ」に対する関心や意識が高まっているという。
自撮りをする際はルールを守ろう
ただし「クオッカ」と一緒に自撮りをする際には、いくつかのルールを守らなければならない。
その1つは、自撮りをする時でも、「クオッカ」に触らないこと。またエサを勝手に与えてもいけない。もしこれらのルールを破れば、米110ドル(約1万2000円)の罰金が科せられるという。
しかも「クオッカ」は脅威を感じた時には、人間を攻撃することもあるため、注意が必要だとされている。
オーストラリアへ行く機会があれば、「クオッカ」と自撮りを楽しんでみてはいかがだろうか。(了)
出典元:Good News Network:How Tourist Selfies Have Helped to Protect This Adorable Threatened Species(8/10)
出典元:MF:Why Conservationists Want People to Take Selfies With Quokkas(2018/7/27)