ロサンゼルスで家出をしたワンコ、1100kmも離れたニューメキシコ州で発見される
アメリカで家出をしたワンコが、自宅から700マイル(1127km)も離れた場所で発見された。
2つ隣の州で発見される
そのワンコとは、白と黒のメスのハスキー犬である「Bella」だ。
「Bella」はカリフォルニア州のロサンゼルスで暮らしていたが、その後行方が分からなくなったという。
しかし先日、1127kmも離れたメキシコのニューメキシコ州で発見された。つまり広大な2つの州を移動したことになる。
埋め込まれたチップで飼い主を特定
「Bella」を発見したのは、ニューメキシコ州立大学の学生であるJuan Tretoさんだ。
彼はある日、彷徨っている「Bella」を見つけ、すぐに好きになり、「アニー」と名付けて6週間も一緒に過ごしたという。
しかしその後、本当の飼い主を探そうとし始めたそうだ。
「Bella」にはチップが埋め込まれており、Tretoさんは6週間かけてデータを調べ、10月3日に本当の飼い主であるJessica Smithさんにたどりついたという。
Anyone missing a husky? Found her last night off of Myrtle Ave.
安全だと知り、ほっとする
Tretoさんは次のように語っている。
「私は、彼女の犬がニューメキシコにいると知って、Smithさんはとても驚いたと思います。彼女はオレンジ郡で犬を見失ったのですが、ニューメキシコに住む人間から電話がかかってくるとは、思っていなかったと語っていました」
一方、Smithさんも「Bella」が安全だとの連絡を受け取って、祈りが通じたと感じたと話した上で、次のように語っている。
「私には2人の娘がいます。彼女らはずっと、心を痛めていました。私はBellaのことで再び連絡があるとは思っていませんでした。Bellaが(他の動物に)食べられていないことを願っていました。最悪の結果を考えていたのです」
ここまで飼い主を心配させないよう、今度はずっと家にいてくれることを願う。(了)
出展元:ABC News:Dog who wandered 700 miles from home found safe in New Mexico(10/3)