オーストラリアで続く山林火災、行方不明になっていたワンコが飼い主と再会
激しい火災が続くオーストラリアで炎が迫る中、行方不明になっていたワンコが発見され、飼い主と再会を果たした。
炎の中を彷徨っているのを発見
そのワンコとは、背の高さが30cmもないダッシュハウンドの「Wilbur」だ。
「Wilbur」はニューサウスウェールズ州で起きた山林火災の間、行方不明になっていたという。
しかし12月4日、Termeilという街の付近で、消防士が炎に囲まれながら彷徨っていた「Wilbur」を発見、保護した。
消防士は怯えた「Wilbur」の面倒を一晩見て、その後飼い主を探すために広く伝えたという。
This is Wilbur the sausage dog. @NSWRFS crews found him running down a fire trail near Termeil in the middle of the night as fire burned either side of him. Crews are now trying to find his owner. @9NewsSyd #9news pic.twitter.com/qBffT4bnp0
— James Wilson (@WesternWilson9) December 4, 2019
「兄弟」も見つかり、保護される
幸いなことに、その後飼い主が素早く名乗り出て、「Wilbur」と再会を果たしたそうだ。
またその数時間後には、「Wilbur」と一緒に育った「Olly」も自宅から16kmも離れた場所で見つかり、引き取られた。
2匹はケガをしていないらしく、飼い主と再会してとても喜んでいるとか。
REUNITED! Wilbur the sausage dog has been returned to his elated owner, Paul at Termeil. Wilbur’s brother Olly is still missing though. He’s a 10 y.o beagle who ran off the property yesterday evening. Crews are out searching for him. Details @9NewsSyd @TheTodayShow #9news pic.twitter.com/FlKqSfFI2G
— James Wilson (@WesternWilson9) December 4, 2019
Here’s what firefighters and residents are facing at Werombi in south western Sydney, as the Green Wattle Creek Fire impacts on communities. Dangerous conditions. 📷 @nampix at @smh #nswrfs #nswfires pic.twitter.com/6QuNKiSYSH
— NSW RFS (@NSWRFS) December 6, 2019
しかしニューサウスウェールズでは森林火災が広がり続けており、有名になった「Lewis」と呼ばれたコアラも救出されるが、その後火傷のため生き延びることができず、安楽死させられたという。
また10月以来、州の北部で続く森林火災によって、これまで6人の命が奪われたとされている。(了)
出典元:BBC:Sausage dog lost in bushfire has emotional reunion with owner(12/5)