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英でインド変異株に感染するケースが増加、先週は2倍に急上昇

英でインド変異株に感染するケースが増加、先週は2倍に急上昇
Twitter/UK Prime Minister

先週、イギリスでは新型コロナウイルスのインド変異株に感染する人が増え、警戒が呼びかけられている。

 

感染者が520人から1313人に増加

 

イギリスでは現在、インド変異株を3つに分類しており、「B.1617」「B.1617.2」「B.1617.3」が検出されているという。

 

そして5月13日、イギリスでは、感染力が強いとされる「B.1617.2」にかかった人が520人から1313人へと、2倍以上に増えたそうだ。(イングランドで1255人、スコットランドで35人、北アイルランドで12人、ウェールズで11人)

 

イングランド公衆衛生サービスは、「B.1617.2」がマージーサイドにある街、フォームビーのコミュニティ内で増加しており、これにより地元の保健当局は迅速な検査を実施することになった。

 

また最も感染者数の多いボルトンでは、新しい緊急即応チームが配置され、イングランド全土で追跡調査が強化されているという。

 

2回目のワクチン接種を急ぐ

 

このような状況を受け、イギリスではワクチンを1回接種した人に対し、2回目のワクチン接種の前倒しなどの選択肢も検討されており、マット・ハンコック保健相も「政府はさらなる行動を起こすのに、躊躇するつもりはない」と述べている。

 

またボリス・ジョンソン首相も「感染者数の増加に不安を感じている」と述べており、ウイルスの拡散を抑制するために「何もしないわけにはいかない」と主張。感染率が上昇している地域での制限が再び行われる可能性を示唆したという。

 

ただ他の閣僚からは、インドを渡航先の「レッドリスト」に入れるのを手遅れになるまで待っていたとして、首相に対し批判が出ているという。

 

内務委員会の委員長を務めるYvette Cooper氏は、インドで検出された新種のウイルスについて、なぜ政府は「エビデンスに従った」対応をせず、速やかに国境を閉鎖しなかったのかと、疑問を呈した。その上で同氏はツイッターで次のように述べている。

 

「これは信じられないほど、苛立たしいことです。イギリスでインドの変異株の症例が急増したのは必然ではありません。パキスタンとバングラデシュがレッドリストに追加された2週間前に、なぜ首相はインドをレッドリストに入れなかったのか?そして、なぜ実施するのをさらに4日遅らせたのか?」

 

段階的制限緩和にも影響か

 

イギリスのタブロイド誌「MailOnline」では、インド変異株「B.1617.2」が、イギリス型(ケント株)に比べて、感染力が50%も高いとする科学者の声を紹介している。またこの記事では、夏までに1日で1000人が死亡する可能性があると伝えている。

 

そしてこのインド変異株の増加により、5月17日や6月21日に予定していたロックダウンの段階的な制限解除の判断にも影響を及ぼす可能性があるという。(了)

 

出典元:METRO:Boris Johnson slammed for acting ‘too late’ as cases of Indian variant double in a week(5/13)

出典元:MailOnline:Boris sends Army into Indian variant Covid hotspots as he presses ahead with reopening despite SAGE warning that strain could ‘realistically’ be 50% MORE infectious than Kent mutant and lead to 1,000 deaths a day by summer(5/15)

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