南極探検隊のあとをつけてくる皇帝ペンギン、お腹で氷を滑る姿がかわいい
オーストラリアの南極探検隊の後ろを、皇帝ペンギンが滑ってついてくる、可愛らしい動画が撮影された。
研究基地の近くで撮影
その様子が撮影されたのは、南極にあるオーストラリアのモーソン研究基地のそばだという。
当時、「Australian Antarctic Program」に参加しているオーストラリアの探検隊は、基地の近くにある「Auster Rookery」と呼ばれる場所に向かって歩いていたそうだ。
すると1匹の野生の皇帝ペンギンが彼らの後をついてきて、氷の上をお腹で滑りながら近づいてきたとか。その様子がこちら。
Our expeditioners in #Antarctica follow strict guidelines about approaching wildlife, like keeping 50m away from breeding/moulting penguins.
But sometimes emperor penguins just want to tag along, like on this trek to Auster Rookery.
Video: Matt Williams, Mawson station leader pic.twitter.com/cm31yEaw5o
— antarctica.gov.au (@AusAntarctic) September 10, 2020
常に皇帝ペンギンから離れるようにしていたが…
投稿によれば、そもそも彼等は、野生動物に近づく際には厳格なルールに従っているという。
そして混乱を避けるために、繁殖や羽毛が生え変わる時期には、皇帝ペンギンからは常に50mも離れるようにしているそうだ。
しかし時には、このように皇帝ペンギンが彼らに付きまとうこともあると、投稿で説明している。
「Australian Antarctic Program」とはオーストラリアの南極政策を実現するもので、世界各国の科学者や研究所などと協力し、調査や支援を行っているという。(了)
出典元:Fcaebook:Penguin slides along with Australian expedition in Antarctica