フィリピンで「リュウグウノツカイ」、地震後に浜辺に漂着
先日、フィリピンの浜辺に珍しい深海魚が打ち上げられ、その映像が撮影された。
M5.2の地震の翌日に打ち上げられる
「リュウグウノツカイ」が発見されたのは11月13日(金曜日)、場所はレイテ島南部の街、Hinundayanの浜辺だとされている。
この深海魚の長さは15フィート(約4.6m)ほど。地元の住民が打ち上げられているのを発見した時には、波に洗われ、まだ呼吸していたという。
しかも、この魚が現れたのは、Hinundayanから南へ約200km離れたミンダナオ島北東部の街・ブトゥアンで、マグニチュード5.2の地震が起きた翌日だったそうだ。
地元の住民は「不吉な前兆」と考える
「リュウグウノツカイ」の体は左右から押しつぶされたように平たくなっており、タチウオのように薄く細長いという。
また現生する硬骨魚類の中では、現在のところ世界最長の種とも言われている。最大で長さ11mに達したものも記録されているとか。
もっとも今回発見された「リュウグウノツカイ」は、打ち上げられてから数時間後には、死んだとされている。
ただ地元の迷信深い人々は、発見されたのが13日の金曜日ということあり、この魚が「不吉な前兆」ではないか、と信じているという。(了)
出典元:ViralPress:Spooky! Oarfish Found Dead The Day After Earthquake(12/16)