ロックの名曲を歌うオウムが、音楽的に上手すぎる
飼い主の弾くギターに合わせて、見事な歌を披露するオウムが、海外SNSで話題だ。動画を見てみると、歌詞はついていないのだが、きちんと伴奏に合った音程で、即興のメロディを歌い上げている。
オウムの「チッコ」
そのオウムの名は「チッコ(Tico)」。Frank Maglioさんという人のペットだ。アマチュアギタリストだというFrankさんは、このチッコとデュオを結成。ビートルズ、レッド・ツェッペリン、ガンズ・アンド・ローゼズといった有名ロックグループの曲を演奏し、動画をYouTubeチャンネルに投稿している。
ボーカルのチッコは、歌をそのままコピーするのでなく、ギターに合わせて即興で声を出すのだが、これが予想以上に上手い。アクセル・ローズ(ガンズ・アンド・ローゼズのリードボーカル)の生まれ変わりだ、という評判も立っている。YouTubeを見て感心したツイッターユーザーが、動画の一部を切り取って投稿しているので、まずはそれからご紹介しよう。この人は、チッコのYouTubeチャンネルにハマってしまったらしい。
obsessed with this guy who just uploads videos of him playing classic rock riffs while his birb freestyles vocals pic.twitter.com/PRad1TY33D
— flop era orange coat guy (@rtnordy) May 26, 2021
新型コロナのロックダウンがきっかけ
FrankさんがYouTubeチャンネルを始めたのは昨年4月。新型コロナウイルス対策のロックダウン中に家でギターを弾いていたところ、チッコが歌い出したそうだ。
それ以降、Frankさんはチッコとのデュオで得意な曲を演奏し、YouTubeに次々と投稿した。レッド・ツェッペリンの「天国への階段(Stairway to Heaven)」やAC/DCの「Whole Lotta Rosie」、ビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes The Sun)」などがなかなか面白い。また、Frankさんのオリジナル曲に合わせるチッコの即興は上手すぎる。
Frankさんは最初、家族や友人に見せるために動画を投稿したそうだが、すぐさま話題になり、今ではフォロワーが12万人を超えている。昨年10月にはアメリカの人気トークショー番組「The Kelly Clarkson Show」で紹介された。(了)
出典元:The Indian Express:This video of ‘Tico the parrot’ singing along to rock classics has netizens in awe(6/1)
出典元:AV Club:Screech “hello” to Tico, the rock and roll parrot(5/28)