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レバノンで銀行に押し入り、人質を取った男がヒーローとして称賛される

レバノンで銀行に押し入り、人質を取った男がヒーローとして称賛される
Twitter/fatima daher

中東のレバノンで、先日男が銀行に押し入ったが、やがて人々が彼を英雄として称え始めた。

 

武装して銀行に立てこもる

 

その事件が起きたのは8月11日、場所はレバノンの首都・ベイルートのHamra通りにある連邦銀行の支店とされている。

 

その日、ある男が、預金が引き出せないとの理由で、武装して銀行に押し入り、6時間以上も人質を取って立てこもったという。

 

容疑者はライフル銃を持って銀行に入り、店内にガソリンを注ぎ、病院代を支払うためのお金を引き出せるよう要求したそうだ。

 

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銀行の外で「あなたはヒーローだ」

 

レバノンの銀行は、深刻な経済危機の中で、人々が引き出せる金額について厳しい制限を設けているという。

 

またLBCテレビが報じたところによると、容疑者の家族の中には病院に入院しているものがおり、お金を引き出す必要に迫られていたという。

 

さらに容疑者の兄弟の話では、犯人の男は21万ドル(約2800万円)もこの銀行に預けており、病院代を払うために5500ドル(約73万円)だけ手に入れたいと望んでいたとか。

 

やがて容疑者の行動は国民の支持を集め、応援する群衆が銀行の外に集まり、「あなたはヒーローだ」と唱え始めたそうだ。

 

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負傷者もなく平和的に解決

 

その後、交渉の結果、容疑者が貯金から3万5000ドル(約470万円)を引き出せることで合意に達し、結局、負傷者もなく平和的に事件は解決したという。

 

警察は、人質と容疑者の男を護送したが、この男が告訴されるかどうかについては、まだ明らかにしていない。

 

レバノンでは、2019年に施行された銀行口座に対する厳しい管理に対して、海外への送金も制限されていることから、怒りの声が広がっているそうだ。

 

また同じような事件が続いており、今年の1月にもお金を引き出せない顧客が怒り、銀行で数十人の人質を取って立てこもったという。(了)

 

出典元:BBC:Lebanon man hailed hero for holding Beirut bank hostage over savings(8/11)

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