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ベラルーシで反体制派の活動家が裁判中に自殺未遂、自らの喉を刺す

ベラルーシで反体制派の活動家が裁判中に自殺未遂、自らの喉を刺す
Twitter/olexander scherba

ベラルーシで開かれていた裁判中に、活動家の被告男性が自らの喉を刺し、自殺を図るという出来事が起きた。

 

鋭いもので自分の喉を刺す

 

その出来事が起きたのは6月1日、場所は首都ミンスクにある裁判所の法廷内だという。

 

自殺を図ったのは、Stepan Latypov氏。彼は抗議デモに参加していた活動家とされ、反体制派のソーシャルメディアを立ち上げ、昨年9月警察に抵抗して逮捕されたという。

 

そして今回裁判が開かれたのだが、檻に入れられたLatypov氏は、突然鋭いもの(おそらくペンと思われる)で、自らの喉を突き刺したという。(下の動画はショッキングなため、閲覧にはご注意いただきたい)

 

親族や隣人も告発すると脅されていた

 

ベラルーシの権利団体「Viasna」によると、Latypov氏が自らを刺したのは、彼の父親が法廷で証人として証言した後だったという。

 

また以前、彼は父親に対して、「罪を認めなければ法執行機関が体罰を加えると脅している」と話していたという

 

さらに法執行機関は、Latypov氏の親戚や隣人までも刑事事件で告発すると脅していたそうだ。

 

彼が自らの喉を刺した時、檻には鍵がかけられていたため、刑務官が扉を開けるのを手間取り、その間もLatypov氏は自分の喉を突き刺し続けたそうだ。

 

その後、Latypov氏はSemashko病院へ救急搬送され、手術後は良好な状態だと言われている。

 

自殺する人が続出

 

ベラルーシではルカシェンコ大統領に、不正選挙の疑惑がかけられていたが、彼は現在もその地位に留まっており、大規模な抗議デモを容赦なく取り締まってきた。

 

Latypov氏も抗議デモに参加していたようだが、逮捕後、警察は彼が警察官を殺すための精巧な毒物を配布していた証拠を発見したと主張したという。Latypov氏は自らの会社を所有しており、仕事の一環として日常的に毒物を扱っていたとも言われている。

 

抗議デモでは大勢の人々が逮捕されて刑務所に送られているが、自殺する人も増えているという。

 

先週には、17歳のDmitry Stakhovskyさんが、検察からの圧力を受けて自殺した。彼は9人目の犠牲者と言われている。(了)

 

出典元:BBC:Belarus activist ‘stabs his neck’ in court(6/2)

出典元:INDEPENDENT:Belarusian opposition activist slits throat in court, citing threats to family(6/1)

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