【動画】かわいすぎて閲覧注意!ホッキョクグマとグリズリーの子熊が大親友に
自然界では決して出会うはずのなかった2匹のかわいらしい姿が、人々の心を鷲掴みにしている。
ホッキョクグマとグリズリーのレスリング
米ミシガン州にあるデトロイト動物園は、なんとも言えない動画を公開した。それがこちらだ。
元気いっぱいにレスリングをしているのは、LaerkeとJebbieという名前の2匹の子熊だ。Laerkeはデトロイト動物園生まれのホッキョクグマ、Jebbieはアラスカで保護されたグリズリーだ。
本来は出会うはずのなかった2匹だが、Jebbieが7月にデトロイト動物園にやってきたのを機会に、大親友になった。
愛情に飢えた2匹の子熊
昨年の11月に生まれたばかりのLaerkeは、病気になったことをきっかけに母親から育児放棄をされてしまった子熊だ。同じころに生まれたとみられるJebbieも、アラスカで保護された時にはひとりぼっちだった。
通常なら3年間は母熊と共に過ごす子熊たち。このままでは生き延びることができないと判断されたJebbieは、7月にデトロイト動物園にやってきたのだ。
ずっとひとりぼっちだったLaerkeは、Jebbieの登場を心から喜んだ。きっとこれからの長い時間を、親友として過ごすことだろう。
動物の保護活動に力を入れた動物園
デトロイト動物園は、野生動物の保護活動に力を入れている動物園だ。過去にもアラスカで保護されたグリズリーを引き取った実績があり、盲目のタテゴトアザラシを保護して飼育している。
2匹は現在、アメリカ最大のホッキョクグマが飼育展示されているアークティック・リング オブ・ライフにて元気に成長中だ。
An un-bear-ably cute update from your Detroit Zoo: pic.twitter.com/i9N7xgHikM
— Detroit Zoo (@detroitzoo) September 23, 2021
彼らは自由に行動しており、必ずしも来場者の目の前に姿を現すわけではないそうだ。
かわいらしい2匹の姿には、「あらゆる悲しみが癒えた」「むしろ泣いている」「なんだってこんなにかわいいんだ」「健康的な毛並みで、彼らにとって良い場所のようだね」「パンダも入れろ」などの声が寄せられている。(了)