アメリカ北東部のビーチで、凍ったサメの死骸が発見される
アメリカでは先週、強い寒波に襲われ、ビーチでは打ち上がったサメの死骸が凍っていたという。
寒さで死んでいない可能性
そのサメが目撃されたのは、マサチューセッツ州の町、デニスにあるコールド・ストレージ・ビーチとされている。
2月4日、この町では華氏0度(摂氏マイナス17度)を記録。写真家のAmie Medeirosさんは、その日の午後2時半ごろにサメの画像を撮影し、その1枚をInstagramで公開した。
当時、浜辺には氷が散乱していたが、サメの右ヒレ付近には傷があったため、死んだ原因が寒さではない可能性も示されたという。(つまり死んでから浜に打ち上げられ、凍った可能性もある)
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「ニシネズミザメ」と特定
マサチューセッツ州に住む生物学者のJ Chisholm氏は、このサメをporbeagle shark(ニシネズミザメ)と特定したという。
また彼は2月4日、「これはもともと先週打ち上げられたもので、大きな潮流に乗って移動してきたものに間違いない」とツイートしている。
Chrisholm氏はその後、死んだサメを観察するために立ち寄って、大きさを測り、前の週に打ち上げられた別のオスのニシネズミザメと比較したそうだ。
通常打ち上げられた魚などは腐敗が進むが、彼によれば氷は、あらゆるものを綺麗に、はっきりと保存することができるという。(了)
出典元:METRO:Frozen shark washes up dead on beach during US arctic blast(2/6)