神の力か!?ブラジルの巨大キリスト像に落雷した瞬間が撮影される
ブラジルの観光都市リオ·デ·ジャネイロにある有名なキリスト像に、落雷があり、ちょうどその瞬間を捉えた写真がSNSにアップされた。神の「超自然的な力」の現れだ、と話題になっている。
「コルコバードのキリスト像」に落雷
その落雷は、海外メディアによれば、2月10日にあったもの。リオ·デ·ジャネイロのコルコバードの丘に建つ、高さ39.6mのキリスト像の頭部を稲妻が直撃した。
それを撮影したのが、同市に住むアマチュア写真家のFernando Bragaさん。彼は早速自分のインスタグラムにアップし、多くの人を驚かせたが、Massimoさんというツイッターユーザーが画像をシェアしてから、2400万件以上という驚異的な表示回数となった。
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Lightning struck Christ the Redeemer in Rio de Janeiro on February 10, 2023
[more📷by Fernando Braga: https://t.co/xSDfq7x5Z3] pic.twitter.com/FLr25VhLEB
— Massimo (@Rainmaker1973) February 11, 2023
写真を見た人の多くが、神秘的なものを感じたようだ。「これは間違いなく神の啓示だ」、「全能の神よ、ブラジルと世界を護りたまえ」、「悔い改めた方がいい」などといったコメントがインスタグラムに上がっている。
一方、ツイッターユーザーたちの視線は少し冷めており、こんな意見がある。
(像は)最も高い地点にあるので、落雷はよくあること。その瞬間にシャッターを切れるかどうかが運の分かれ目だ。ーーMassimo@Rainmaker1973
このキリスト像が巨大な避雷針であることは、ほとんど知られていない事実だ。内部に導電性のケーブルが入っている。(そこへの落雷)は年に6回ほどある。多くの人は神秘的な現象と見るが、実際は自然界のエネルギーを聖なる像でコントロールしているにすぎない。ーーChuck-kun ~@SirChar103
ブラジルのキリスト教のシンボル
コルコバードのキリスト像は、1922年のブラジル独立を記念して建設されたもの。中は150人程度が入れる礼拝堂になっている。
Wikipediaによれば、クリスチャン人口が80%を超えるブラジルのキリスト教のシンボルなのだそう。また、世界遺産(「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」)に登録されている。(了)
出典元:india.com:Unbelievable! Lightning Hits Christ The Redeemer, One Of The Seven Wonders| See Viral Pics(2/12)
出典元:Hindustan Times:Lightning strikes Brazil’s Christ the Redeemer statue, Netizens stunned(2/12)