浅瀬に侵入してきた大きな魚、人々がサメだと思い避難【マルタ】
地中海に浮かぶマルタ島で、浅瀬に大きな魚が現れ、人々が逃げ出す姿が撮影された。
大きな水しぶきを上げて移動
その様子が撮影されたのは、マルタ島北岸にあるメリエハ湾とされている。
先日、ここでは浅瀬の施設で子供たちが遊んでいたのだが、突然近くに大きな魚が近寄ってきたそうだ。
この魚は尾びれを動かし、大きな水しぶきを上げ、浅瀬を移動。子供たちは恐怖に襲われ、「サメだ!」と叫びながら避難したという。その様子がこちら。
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浅い岩場で死んでしまう
しかし実は、この魚はサメではなくマグロで、その後、浅い岩場で動けなくなり、死んでしまったという。
観光客らはこの魚を救おうとしたが、マグロは浅瀬でのたうち回り、鋭利な岩で致命傷を負って死んだと報じられている。
投稿された映像にも、動かなくなったマグロの体に多数の傷がつき、血を流している様子が映っていた。
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このマグロがどこから現れたのかは不明だが、地元メディアは近くの養殖場から逃げ出したのではないかと推測している。
マルタにある5つのマグロ養殖場は、世界で漁獲される大西洋クロマグロの約4分の1を、毎年受け入れているという。(了)
出典元:MailOnline:‘Run, shark!’ Terrified children run for their lives after seeing a dorsal fin emerging in shallow waters before sea starts to churn in Malta resort – but not all is as it seems(6/22)