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高校の校長なのに深夜にウォルマートでバイト、貧困生徒を助けるため

高校の校長なのに深夜にウォルマートでバイト、貧困生徒を助けるため
gofundme

貧困家庭の生徒を援助するため、スーパーマーケットの「ウォルマート」でアルバイトする校長先生が、アメリカ・サウスカロライナ州にいる。

 

校長であり、議員でもある先生が棚の商品整理

 

サウスカロライナ州ノース・チャールストン高校のHenry Darby校長は、最近、新しい仕事を始めた。校長というだけでなく、郡議会議員でもある彼にとって、3つ目の仕事。トリプルワークだ。

 

Charleston County School District

 

週に3日、夜10時に市内のスーパー「ウォルマート」に出勤した彼は、翌朝7時まで商品整理や品出し作業を行い、その後すぐ学校に出る。このアルバイトの目的は、貧困家庭の生徒を金銭的に援助するため。

 

「うちの学校の生徒は、多くが貧困家庭の子供です」とメディアに話すDarby校長。彼らが学用品を買ったり、家族が食べ物を買ったりするのを助けたいと言う。メディアの調べでは、同高校の生徒90%の家庭が、統計上「貧困」に分類されるとのこと。

 

彼が働くウォルマートのフロア・マネージャー、Cynthia Solomonさんは、「これまで16年間ここで働いていますが、ウォルマートでバイトする校長先生というのは初めてです」と言っている。彼の勤務態度については「毎晩きちんと来て、やるべき仕事をちゃんとこなす勤勉さは大したもの」と褒める。

 

働くこと自体に価値がある

 

Darby校長は10代の頃から、いくつものバイトを掛け持ちでやって来たそうだ。教師となってからも、空港やガラス工場などで働いていた。お金よりも、働くこと自体に価値がある、というのが彼の基本的な価値観。そのため、ウォルマートで働くことにも、本人は違和感を覚えないらしい。

 

それにしても、「校長ともあろう者がスーパーなんかで働いている」と思われていいのだろうか?

 

働き始めた初日、買い物に来た生徒に姿を見られたそうだ。だが、それは良いことだ、とDarby校長は言う。スーパーでの仕事を馬鹿にする生徒たちが、「校長がやっているのを見れば、自分たちもやる気になるかもしれない」と校長は考えている。(了)

 

出典元:The Post and Courier:North Charleston principal, councilman gets job at Walmart to help low-income students(1/18)

出典元:gofundme:Help Principal Darby & NCHS

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