【閲覧注意】卵じゃない!?妊娠したヘビが赤ちゃんを出産する動画が話題に
多くのヘビは卵を産むが、中には胎内で赤ん坊を育て、出産するものもいるという。そんなヘビの出産シーンを捉えた動画が話題となっている。
ピンク色をしたボアの赤ちゃん
そのヘビとは「サンド・ボア」と呼ばれる種類で、「Reptile Collective」がフェイスブックにおいて先週、出産する場面の映像を公開した。
動画には母親の尻尾の裏側から、細長くピンク色をしたボアの赤ちゃんが、ゆっくりと生まれてくる様子が写っている。
生まれたばかりの赤ちゃんはちょっとエイリアンのようにも見えるが、あくびをするかのように可愛らしく口を開ける場面も。
またその後に生まれた赤ちゃんは、なぜかすでに色が濃くなっている。
さらに月曜日には「Reptile Collective」が新たな写真も投稿。そこにはこの時に生まれた、6匹のボアの赤ちゃんが写っていた。
世界のヘビの30%は赤ちゃんを出産
この動画は投稿されてから900万回以上も再生されているが、見た人の中には「ボアは哺乳類なの?」と首をかしげる人もいたという。
英紙MailOnlineによれば、世界のヘビの70%は卵を産む「卵生」とされ、それらは比較的温暖な気候の下で暮らす傾向にあるが、直接赤ん坊を出産する「胎生」のヘビは、より気温の低い場所に住む傾向があるという。
またこのように胎内で赤ん坊を育てるヘビは、日本でも身近な場所にいるようだ。世界自然保護基金ジャパンでは、クサリヘビ科に属するマムシも子供を産むヘビだと説明している。
サイトによれば、クサリヘビ科のマムシは沖縄を除く日本各地で見られ、事故が多いのも母親が胎内の子供を育てるため、暖かく陽当たりの良い場所にじっとしていることがよくあるからだという。(了)
出典元:MailOnline:Pregnant boa gives birth to six slippery babies in fascinating video that leaves people asking: ‘I thought snakes laid eggs?!’(8/29)
出展元:WWF:卵から生まれないヘビはどれ?(2013/1/9)