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国連のグテーレス事務総長、ラファの国境を訪問し、停戦を訴える

国連のグテーレス事務総長、ラファの国境を訪問し、停戦を訴える
UN News

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は3月23日、エジプトを訪問し、ガザ地区での停戦を再び呼びかけた。

 

ラファの検問所を訪問

 

グテーレス事務総長は23日、エジプト北部シナイ州の町、アル・アリシュに到着したという。そこはガザ地区南部の町、ラファと接しており、検問所が設置されている。

 

グテーレス事務総長はその場所で、演説を行い、改めて人道的停戦を呼びかけ、次のように述べた。

 

「これまで以上に、今こそ人道的即時停戦の時です。今こそ、銃を沈黙させる時です。ガザ地区のパレスチナ人は子供も女性も男性も、今も絶え間なく続く悪夢の中に閉じ込められています。コミュニティは消滅しました。家々は取り壊されました。家族も皆殺しに遭いました。飢餓が人々を襲っています」

 

「私は、世界の大多数の声を伝えます。この検問所から、私たちはすべての悲痛さと無情さを目の当たりにしています。検問所のゲートの片側には、阻まれた支援トラックの長い列があり、もう片側では飢餓の長い影がありました。これは悲劇以上のものです。これは道徳を踏みにじる行為です」

 

イスラエルが支援を妨害

 

世界食糧計画(WFP)も、ガザ地区の住民は「餓死」しており、緊急介入がなければガザ北部では、5月まで飢饉が続くと予想されると述べた。

 

イスラエル側は、検問所で搬入される支援物資を検査しているが、恣意的な判断で搬入を拒否したり、または主要な流入箇所の開放を拒否したりして、支援を妨害していると広く非難されている。

 

これに対しイスラエル側は、ガザ地区への食料、水、医薬品、避難所への備品などの搬入には、制限を設けていないと主張。

 

しかしエジプト・シナイ州のモハメド・シュシャ知事によれば、エジプト側では実際に、支援物資を積んだ7000台のトラックが待機しており、イスラエル側による検査手続きにより、支援の流れが滞っているという。

 

米議員が武器支援停止を訴える

 

アメリカ・民主党のオカシオ・コルテス下院議員は、議会で演説を行い、ガザ地区で「大量虐殺(ジェノサイド)」が行われているとし、政府にイスラエルへの武器支援を一時的に停止するよう求め、次のように訴えた。

 

「進行中の大量虐殺がどのようなものかを知りたければ、目を見開いてください。これは110万人の罪のない人々に強いられた、飢餓のようです。食料を積んだトラックがわずか数マイル離れたところで速度を落とし、停車している間、何千人もの子供たちが草を食べながら体を消耗させています。これらの人々は、何の罪も犯さず、幼く、あるいは年を取りすぎた、善良でまともな人たちです。今こそ、アメリカの法律と人道基準の順守を強化し、更なる残虐行為を阻止するために、イスラエル政府への兵器の移送を停止し、アメリカ国民に対する義務を果たす時です」

 

イスラエルのガラント国防大臣は3月24日にアメリカを訪問し、追加の武器支援を要請すると見られている。(了)

 

出典元:The Guardian:UN calls for humanitarian ceasefire in Gaza amid urgent efforts to avoid famine(3/23)

出典元:Al Jazeera:Israel’s war on Gaza live: Russia, China veto US resolution on Gaza(3/22)

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