X_ Republicans against Trump

先日、共和党・大統領予備選挙の出口調査の結果が発表され、ニッキー・ヘイリー元国連大使の支持者の多くが、トランプ氏を支持しないと答えた。

オハイオ州での出口調査の結果

アメリカ大統領選挙における、共和党の予備選では、ニッキー・ヘイリー元国連大使とトランプ前大統領が争ったが、最終的にトランプ氏が各州で勝利し、指名獲得を確定させた。

しかし先日、オハイオ州共和党予備選挙での出口調査の結果が発表され、ニッキー・ヘイリー氏の支持者の半数が、11月の大統領本選挙では民主党のジョー・バイデン氏を支持すると答えていることが明らかになった。

また共和党支持者の20％が、トランプ氏を候補者にすることに不満を抱いており、22％がトランプ氏には、職務を遂行する気質が欠けていると回答。28％が、有罪判決を受けた場合は、大統領に適さないと回答しているという。

ヘイリー氏の支持者の8割が反トランプ

そしてオハイオ州の出口調査では、共和党の支持者全体のうち、18％が11月の本選挙ではトランプ氏を支持しないと答え、そのうち10％がバイデン氏を支持し、8％がどちらにも投票しないと答えたそうだ。

中でもトランプ氏に批判的なのが、ヘイリー氏の支持者だ。実際、ヘイリー氏の支持者の88％は、トランプ氏が共和党の候補者であることに不満を抱き、91％がトランプ氏には公職に適した気質がないと答えたという。

またトランプ氏が有罪判決を受けた場合、88％が「トランプ氏は大統領にふさわしくない」と回答したという。

そして、ヘイリー氏の支持者のうち10人に8人が、大統領選の本選挙ではトランプ氏に投票しないと回答。半数がバイデン氏に投票すると表明し、29％がどちらの候補にも投票しないと答えたそうだ。

ヘイリー氏支持者のうち、本選挙でトランプ氏に投票すると答えたのは、わずか20％だったという。（了）

出典元：ABC News：Half of Haley voters in Ohio say they’d back Biden: Preliminary exit polls(3/20)