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ルイジアナ州、有罪の小児性愛者に去勢手術を行う法案を可決

ルイジアナ州、有罪の小児性愛者に去勢手術を行う法案を可決
Facebook/Louisiana State Senate

アメリカ・ルイジアナ州の議会では、小児性愛者が有罪判決を受けた場合に去勢手術を行う法案の審議が行われ、可決された。

 

13歳未満の児童を強姦した被告を対象

 

ルイジアナ州議会は6月3日、13歳未満の児童を強姦し、有罪判決を受けた小児性愛者などに対し、去勢手術を認める法案を可決させた。

 

この法案では、繰り返し強姦や近親相姦など行い、有罪判決を受けた被告に対しても、裁判官に去勢手術の選択肢を与えることになるという。

 

手術は刑務所内で、公安矯正局(Department of Public Safety and Corrections)が派遣した医師によって行われ、裁判所は少なくとも手術の60日前に、被告が去勢手術に適していると判断する必要があるそうだ。

 

この法案は議会会期の最終日に可決され、現在はジェフ・ランドリー州知事が検討している。

 

倫理と人権に反するとの反対意見も

 

一方、この法案を巡っては、反対意見も出たらしく、民主党の一部の議員は、この法案が倫理と人権の原則に違反していると主張したという。

 

しかしこの法案は、民主党の上院議員で、黒人のレジーナ・アシュフォード・バロー氏が起草しており、他の黒人議員も法案に賛成しているそうだ。

 

民主党議員のデリシャ・ボイド氏は「我々は子供たちのために立ち上がって、戦わなければならない。私は、性的暴行の被害者である子供たちの擁護者だ」と訴えた。

 

もし被告が、去勢手術の裁判所命令に従わなかった場合、通常の刑期に3年から5年の刑が加えられるという。

 

またこの法案では、医学的に問題がある場合は、去勢手術は行われないとしている。(了)

 

出典元:USA TODAY:Louisiana Legislature approves bill to allow castration of child sex offenders(6/4)

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