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パレスチナの各派閥が統一政府樹立のために合意、中国で協定に署名

パレスチナの各派閥が統一政府樹立のために合意、中国で協定に署名
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中国で、対立していたパレスチナの各派閥が和解に向けた協議を行い、協力して統一政府樹立を目指すことで合意した。

 

臨時統一政府樹立に合意

 

中国政府は、パレスチナ暫定自治政府を主導する穏健派の「ファタハ」や、ガザ地区を実効支配している「ハマス」など、14に及ぶ派閥の代表を北京に招き、21日から協議が進められてきた。

 

そして23日、協議の結果、パレスチナの各派閥は、パレスチナ暫定自治政府の枠組みを元に、ガザ地区とヨルダン川西岸地区を管理する臨時統一政府を樹立することや、統一されたパレスチナ指導部の形成、新しい国民評議会での自由選挙の実施、ガザ地区の復興を目指すことなどで合意したという。

 

その上で各派閥は、パレスチナがガザを支配し続けることを目的とした「国家統一協定」に署名した。

 

ガザ地区を支配する「ハマス」と、暫定自治政府を主導する「ファタハ」は2007年から対立を深め、将来のパレスチナ国家の樹立に向けて大きな障害になってきた。

 

国連事務総長も協定を歓迎

 

国連のアントニオ・グテーレス事務総長も、中国が仲介した「ハマス」と他のパレスチナの派閥の和解を求める協定を歓迎。事務総長の報道官も、次のように述べたという。

 

「統一に向けたあらゆるステップは歓迎され、奨励されるべきだと思う。パレスチナの各派閥による北京宣言への署名を、大いに歓迎する」

 

ハリス副大統領は演説に出席せず

 

イスラエルのネタニヤフ首相は7月22日、アメリカを訪問し、24日には上下両院の議会で演説をする予定となっている。

 

しかし民主党のハリス副大統領は、この演説には出席しない見通しで、その後、ネタニヤフ首相と会談する予定だという。

 

アメリカ議会にネタニヤフ首相を招くことについては、ユダヤ人である民主党のバーニー・サンダース上院議員なども強く反対しており、演説には出席しない意向を示している。

 

共和党大統領候補のトランプ氏も、ネタニヤフ首相が議会で演説した後、26日に会談する予定だという。

 

トランプ氏は、2017~2021年の任期中、ネタニヤフ首相率いる右派政権の政策に寛容な姿勢を取り、緊密な関係を築いていた。

 

人権団体は戦争犯罪への加担を警告

 

人権団体「アムネスティ・インターナショナル」は、アメリカ議会にネタニヤフ首相を招くことを批判し、アメリカがさらに戦争犯罪に加担することになると警告した。

 

「アムネスティ・インターナショナルUSA」のポール・オブライエン事務局長は声明で、次のように述べた。

 

「アメリカ政府は、世界中の専門家から、アメリカ製兵器がイスラエル政府による戦争犯罪や、違法な殺害に使用されているという十分な証拠を提示されている。武器の移転が続けば、アメリカはこれらの武器による、国際法違反に加担することになる」

 

ワシントンD.C.の議会議事堂にある「キャノン・ハウス・オフィスビル」では7月23日、進歩的なユダヤ人活動家、数百人が集まり、アメリカ政府に対し、イスラエルへの武器支援を停止するよう訴えた。

 

デモ参加者は円形ホールに集まり、「イスラエルへの武器供給を止めろ」と書かれた赤いシャツを着て、抗議の声を上げたという。

 

しかしその後、議事堂の警察がそのエリアを封鎖すると伝え、次々とデモ参加者を逮捕し始めたそうだ。(了)

 

出典元:Al Jazeera:Israel war on Gaza live: Israel blocks Palestinians from 80% of Strip: UN(7/23)

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